社長がさすがすぎた
日曜日。本職の飲食店が朝からすさまじい繁盛ぶりである。途中、同僚たちが〇〇(料理名)の日だ・いや揚げ物の日だなんだと、言い合う場面もあったが、私が笑いながらつっこんだ。
「どっちもだったらどうするの、それ」
「「え」」
考えなかったのだろうか。二人の同僚の反応がおもしろくて私はまた笑ってしまった。
(ただ、本当に最近、お客さんが来るようになったなぁ)
しかも、子ども連れも多く、初めての来店客も増えてきた気がする。
たまに私が失敗して、お客さんから怒られたりもあった。
その場合は素直に謝る。なぜ、これが単発バイトでできなかったのだろうか。謎である。
あと、夜にもシフトが入っていたのだが。
(忙しい!!)
掛け値なしに、人の流れが止まらない。
三人で回すのが大変で。
そんな時にひょっこりとやってくる社長である。社長はただ、在庫を確認して食材の発注のために来たのだが。
私は社長に助けを求めた。表が忙しすぎて回らないので助けてください、お願いします、と。
社長はさすがだった。助けを求めると、表に出て助けてくれた。
本当に本当にほんっっっとうに助かった。
他の同僚二人も、ホッとしながら仕事に集中した。人手が増えて、それが調理に関してベテラン中のベテランの社長であれば、安心感も安定感も抜群である。
一人当たりの負担が減り、誰かが洗い物をする余裕もできて、息をつける。
「社長が来てくれなかったら、まだお客さん待たせてたと思います」とは、同僚の言である。
さすがである。本当にさすがである。
(あぁー。そりゃ、単発バイト先の女性が実力者に見えないわけだわ)
うん、うちの社長と無意識下で私は比べてしまっていたのかもしれない。比べる対象が悪すぎる、それは。
女性に実力がないとか劣っているとかではない。
あまりに、実力差がありすぎる。世の中、上には上がいる。余裕が違いすぎる。
あと、うちの社長は文句を言うこともなく動いてくれる。ありがたい限りである。こうして、無事に仕事は終了した。社長の助力に心より感謝である。
帰宅してこの文章を打っているが、さすがに、今日は眠たい。
今日はここで筆を置こう。つづきはまた明日。
え?作品がランキングにログインしたの?びっくりです
(´⊙ω⊙`)




