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面倒くさがりの飲食店店員(女)の日常  作者: 美月


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遊園地、リベンジ!

 6月5日。金曜日。

 今日は友人と遊園地リベンジをする日である。

 以前、一緒に出かけた際に気持ちが悪くなってしまい、辿り着けなかった。今日は大丈夫なように、早寝早起き、朝ごはんも食べた。

 まぁ、朝から早起きし過ぎて、早く起きすぎだろうと思いながら。もそもそと、遊園地に行く準備を始める。ゆっくりしたつもりはないが、駅を目前にして電車が来たので、慌てて走った。

 予定していた電車に乗れ、ほっと一息つく。

 友人は最終車両に乗っており、無事に合流できた。

 そこから二人で枚方パークへ。

 説明すると、枚方パークは京阪沿線の枚方公園駅で降りる。

 そこから徒歩十分ほどだ。

 ちなみにわたしの服装だが。

 以前、捨てるか迷った服と、下に着込んだ半袖の白いカッターシャツ。下に白いズボンを履き、髪は一つにまとめた。髪の長い状態にも最近は慣れてきた。上からさらに白の長袖を羽織り、耳には真珠のイヤリングを付けてみた。

 この真珠のイヤリング、リサイクルショップで300円程で購入したものだ。

 日本人離れした、外国人観光客風スタイル完成である。

 手持ちの服で、おとなしめな服ももちろんある。と、いうより仕事に行く時は、基本そこまで派手な服装はしていない・・・つもりだ。

 ただ、色合い的に緑やスカイブルーのような、明るい色を着ることが多い。

 リュックの色も黄色である。

 まぁ、私の服装はひとまず置いておこう。写真を載せる気はないし、いくら説明してもわからないだろう。百聞は一見に如かず、である。

 話を遊園地に戻そう。

 最初に入口近くのインフォメーションで乗り放題パスを購入したら、遊園地散策スタートだ。

 年間パスも販売している。大人が20000円なら、安い方だと思う。

 私と友人はチケットショップで購入した株主優待券のおかげで、入園料と乗り放題パス合わせて一人4100円。本来なら大人一人5000円以上かかる値段設定となっている。

 金券ショップ様様である。

 友人はジェットコースターに乗りたいと言っていたので、二人で木製コースターのエルフに乗った。ジェットコースター乗車中。

「あ、やっぱり無理」

 いや、無理と言われても。ジェットコースターの途中下車はできないので、そのまま友人は浮遊感とスピード感に悲鳴を上げながら、難題をやり遂げた。ちなみに私は隣で大笑いしていた。

 その後、げっそり気味の友人と一緒にアクアリウムに行ってみた。

 遊園地の中のアクアリウムは、とても幻想的でキレイであった。コンセプトが宇宙のどこかにある水の惑星であり、さまざまな種類の水槽の中には宇宙人のフィギュアや、宝箱の模型、映像とコラボした水槽もあり、非常に見応えがあった。

 音楽・少し暗めに設定された照明・映像。さらに、触れるといろんな形に変化する球体の照明。

 おもしろい。

 ベビーカーを押していても入れる程に大きく、これを何度も観るために年間パスポートを購入するお客もいそうだ。それぐらい、見応えがあった。大阪では、毎年金魚のアクアリウム展をやっているのだが。そのアクアリウム展を主催しているチームが手がけたようだ。

 圧巻のクオリティである。

 アクアリウムでジェットコースターの疲労を癒した後、バラのハートモニュメントが置いてある広場で、楽しくご飯タイムだ。私は朝から作った焼き飯を食べ、友人は唐揚げを購入して食べていた。その後、奥まったエリアに行き、再び小さめのジェットコースターに乗ったのだが。

「詐欺コースターやん!見た目に騙された!」

とは、友人の言。4Dのシアター、メリーゴーランド、空中ブランコ・・・他にもお化け屋敷の中を乗り物で移動するアトラクションや、おもしろいところでうつ伏せで乗るアトラクションもあった。友人は身長のサイズが合わず、胸が痛いからやめておく、と途中退場。

 退場したのはいいが、アトラクションに乗っている私の姿をスマホで撮影するのはいかがなものか。

 ちなみに友人は自然の風景写真や花火の動画を撮るのが非常に上手い。

 私を撮った動画もとてもクオリティが高かった。

 そこで技術を惜しみなく使うのが、友人らしい。撮影の最中、ノリノリだった。友人は、手持ち無沙汰だったからと言っていたが。

 明らかにおもしろがっていたのがまるわかりである。

 射的を取り入れたアトラクションや、探索をメインに迷路を進むアトラクションなど、かなり楽しめた。他にもオクトパスのアトラクションは友人が楽しめたらしく、二回乗車した。

 水のアトラクションのところにカモの親子がいて、ほのぼの眺めたりもした。

 しかし、何故こんなところに。

 観覧車にも二回乗って、最後にアクアリウムをもう一度見て回った。ウーパールーパーが可愛い。お土産物屋でお土産を見ていたが、結局友人も私も何も購入せずに出た。大満足だった。

 帰り道、電車でどう帰るかの話をしていたのだが。県祭りの話をすると、友人が。

「夜の神事を観に行くの?」と、言い出した。

「夜の神事?」

「知らへんの?県祭りは六月六日の0時から、お神輿が市内を練り歩くねん。ただ練り歩くんじゃなく、大きな声でお神輿を引き回す感じ。京都の三大奇祭の一つやで」

 知らなかった。元々は、県祭りの夜に出る屋台が目当てで宇治に行っていたぐらいだ。

「私はてっきり、夜の八時頃に県神社の境内、奉納でやる劇の話かと思った」

 元々、奉納演舞で県神社に祀られている木花開耶姫と邇邇芸命の神話の劇をするのだ。人形劇をしたり、人が演じたり、その年によって演じ方はさまざまだが、演目は変わらない。

「私はそっちの劇があるってことを、むしろ知らんかったな」

「おもしろそう。行きたいな」

「私も行きたいとは思うけど、時間が時間やし。帰り、タクシーしか使えへんしな」

「今から帰って家で仮眠とって、行けそうなら行ってみるよ」

 さて、その結果は次のお楽しみということで。

 つづきはまた明日。

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