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面倒くさがりの飲食店店員(女)の日常  作者: 美月


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映画を観に行きたい

5月29日モノノ怪の映画公開日である。

 映画を観たい、そう思っていたのだが、以前申込んだセミナーと被り、泣く泣く初日の映画鑑賞を断念した。明日は、朝からシフトだ。シフト後に、映画を観に行くことにしよう。

 カラオケにも行きたいし、家の掃除もしたい。まぁ、掃除はぼちぼちとしか進まない。

 服の処分に一番困っているかもしれない。

 残すべき服がなかなか決まらず、結局まぁいいかで今年も終わるかもしれない。

 ひとまず、着る服は上下とも10着以内に収めたいものだ。

 京都の夏は暑い。雨が降れば蒸し暑くなるし、私の場合はハムスターがいるので、ずっとエアコンをつけっぱなしにして出かけたりもする。

 本日のハムちゃんも超絶可愛いが、夏バテさせたいわけではない。ただ、朝と晩の気温差が激しい。日中三十℃を越してくることもあるのに、朝方の気温は十九℃といったこともある。

 まぁ、湿気が少ないだけまだ過ごしやすい。

 気温差が十℃以上あるなら、それは体調や自律神経も乱れやすくなるかと、納得している。

 仕事終わり、どうしようかと悩んだが髪を切りに行った。髪の毛の量が多く、すいてもらわなければ、頭皮が蒸すのだ。あと、重い。髪を伸ばしているものの、何故伸ばすことにしたのか、自分でも理由が説明できない。元々はずっとショートにしていたので、髪が伸びた自分に違和感がある。今は首の後ろでくくれるぐらいにまで伸びた。髪が長いと女性らしく見える。

 髪をくくる際、小さな鈴のついた髪ゴムを私は使う。鈴は魔除けにも熊よけにもなる。動いてる時に、ささやかな、チリンという音が心地よく感じるのだ。百均で購入した鈴を同じく百均で購入した髪ゴムに通すだけでできる。簡単・お手軽、しかも安い。三拍子揃った、お財布に優しい邪気払いの装身具だ。

 本当は、キレイになるのに一番磨かなければならないのは、笑顔と幸せな気持ちなのだと思う。

 おいしいものを食べて、幸せそうにしている笑顔。キレイなものを見て、浮かべる穏やかな笑顔。はたまた、客商売で商売繁盛の中、来てくれたお客さんに笑顔で感謝を述べたり。

 お客さんの中には家族連れも多く。両親がとても楽しそうに、嬉しそうにしている姿を見て、子どもまで喜んでいる。そんな、ささやかな幸せを喜び、笑顔になれる。そういった内面が、外見に現れ、キレイさをつくるのだと思う。

 どれだけ顔の形が整っていても、表情が暗いと魅力は半減する。表情が明るい。それだけで、魅力が増すのだ。言葉にも力がある。不平不満愚痴悪口を言い続けてると、それらが習気じっけ、つまりはその人が纏う雰囲気となってしまう。人間なので、多少は不平不満愚痴が出てくるのは仕方ないと割り切りもするが、気をつけた方が良いのである。

 なにせ、不平不満愚痴悪口を言い続けるというのは、自分の人生に呪いをかけているようなものだからである。声の力が強い人間が、それをしてしまうと冗談抜きに呪いじみた効果を発揮してしまうことがある。

 以前、私が友達と遊園地に行こうとしたが、遊園地に辿り着けなかったことがあった。その前日に、私はこう思ったのだ。

 せっかくの遊園地なのだから、可愛い服を着て楽しみたい、と。

 だが、蓋を開けてみれば家に可愛いといえる服が見当たらず。そうすると、遊園地行きが中止になり、可愛い服がないかを岩清水八幡宮近くの中型スーパーで探したり、伏見の大手筋の商店街で探すことになった。

 本当に、願いは叶うのである。

 ただ、願いが叶っても、タイムラグがあるので、自分で願ったことを忘れて、不平不満愚痴悪口を言ってしまったり、ということもよくあるのだ。

 自分の人生、自分の責任。人生に逃げ場なし、である。

 どれだけ逃げようとしても、自分の心や願いからは逃げられない。

 ならば、逃げ場はないと覚悟して、自分の人生は自分が創っている自覚を持ち、生きた方がまだ良いのである。さまざまな因果が関係するので、相手の行動に反応する時ももちろんある。

 それ故に、自分では望まなかった結果を得ることもあった。まぁ、そのおかげで邪魔の語源などを調べて、人に対して何回も言う言葉ではない、と学んだが。仕事をしている人間に対して、言う言葉ではない。どれだけ、私のことを舐めて見下していたのか。言うのをやめてと言った私の言葉を軽視し、相手は私を邪魔と言い続けた。

 邪魔の語源は、お釈迦様が悟りをひらくことを阻もうとした悪鬼から来ている。

 つまり、私はずっと悪鬼呼ばわりされたわけである。きっちり、私は悪鬼となって、相手に精神的ダメージを喰らわせる行為を働いた。

 相手の発していた言葉、相手の願いを叶えたのである。

 だから、思うのである。

 え?自分が先に私を悪鬼呼ばわりして、挙句私がそのように振る舞ったら、私が悪者?と。

 感受性豊かな人間にはよくあるのだ。相手が望んだが故に相手の期待に応えて、悪役をすることが。その本質が見えていない人間に、正直何を言っても無駄だなぁと、最早、理解してもらうために言葉を尽くすことさえやめてしまう。

 徒労に終わるのだろうと予想が立つが故に、離れた方が良いのである。

 自分の人生、自分の責任。自分の言葉が、行動が、行為がその結果を招いたと、理解できないのであれば仕方ない。まだ、その土台さえもない人間に何を言えと? そのステージに到達さえしていない人間に、理解しろなど時間の無駄だ。学ぶ事柄が違うのだから。入らないだろうし、認めない。

 さまざまな出来事を全部他責にしておけば、自分の責任から逃げられて楽だ。

 出来事に一喜一憂はする。悲しい、悔しいと打ちのめされて、何度泣いたことか。

 PTSDになってしまい、仕事中に涙が止まらなくなってしまったこともあった。初出勤で仕事に行くことが怖くて仕方なくて、電話して休ませてもらおうとしたこともあった。

 仕事ができなくなってしまったことを自分で認めたくなかったのだと思う。

 だが、体は正直だ。心は傷を思い出して、体はそれに反応して涙を流す。

 つらい、苦しい、悲しい。理解してほしい、傷ついてることを。認めてほしい、働きたくないことを、と。

 本当は、怖くて怖くて仕方がないんだと。

 傷ついた心がまだ血を流し続けているのだと。

 自分に能力などない、そう思い込んでおいた方が期待されずに、上手くできなかった時にダメージが少ないから、と。

 無意識で自分には能力がないと、枷をつけた。

 以前の大ダメージを受けたことで、自分を必要としないでほしい、と枷をつけた。

 潜在意識はきっちり仕事をし、能力に枷をつけ、自分を必要としないでほしいという考え方は、自分一人などいなくても大差ない、に変化した。ほら、能力がない現実も、自分一人などいなくても大差ない現実も叶っている。

 だが、何回も書いているが私はハムスターを飼っている。私がいなければ、ハムちゃんは生きていけない。ハムスターには、私という存在が必要だ。

 必要としないで欲しいのは、私が心身ともに壊れそうになるぐらい、がんばらなければいけない関係性だ。

 私がハムスターという存在に癒され、ハムスターのお世話を喜んでやるなら、必要とされたって全然構わない。そこまで負担に感じないからだ。

 要は、相手に必要とされた際、自分の負担が許容範囲内かということなのだと思う。

 きっとそれは、相手に対してどんな思いを抱いているかによって、変わるのだと思う。

 負担に思うこと、負担に思わないことは、人によってそれぞれ違う。

 自分の許容範囲内であれば、できる限り関係性を維持していきたいと思う、今日この頃である。

 まぁ、仕事の場合は成長のために許容範囲を超えてくることも多いのだが。

 その場合は、しっかり休息して、ストレスを減らす努力をするべきである。

 今回は、この辺りで筆を置こう。続きはまた明日。

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