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面倒くさがりの飲食店店員(女)の日常  作者: 美月


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バイト欠員、シルバーウィーク目前

 二日間のイベントが終わった。

 終わった後、さてどうしたものか、が正直な感想だ。

 そもそもが、私はマーケティング戦略自体にあまり興味がなかった。

 ジェイ・エイブラハム氏の話や、他の講師陣の話も聞いていたが。

 事業を持っていない私が、この知識をどう活用すればいいんだろう、である。

 今日やれることに落とし込むと言っても、実践するにしても、まずアウトプットからでは?という感じだ。

 じゃあ、なんで参加したんだと言われそうだが。

 おもしろそうだからに決まっている。

 世界一のマーケターが以前来日したのは八年前だったそうだ。

 つまり、この機会を逃せば直接話を聞く機会が失われる可能性が高かった。だからこそ、無理はしたが後悔はしていないのだ。

 すごい人がいたものだと、素直に衝撃を受けた。7100種類もの業種に関わった人でもあるとの話に、私はすごいの言葉以外、出てこなかった。

 内容をまとめたいところだが、さすがに二日間のセミナーはしんどくなってしまった。

 ちなみに、セミナー終了後のアンケートがあり、次回イベントを開催するならどんなテーマが良いですかという質問があった。

 ふざけて回答したわけではないのだが、ふわもこパラダイスという名前でのイベントがあれば参加すると書いて送った。もし、今回登壇したセミナー講師陣がふわもこパラダイス✖️マーケティングのテーマで話すのなら、どんな話になるのか、普通に気になるからだ。

 まぁ、セミナー会場が東京ディズニーランドの近くだったし、ディズニーリゾートホテルであったしいいかなぁ、と。

 あれ、読まれるのだろうか。あと、エイブラハム氏であれば、そのテーマでもすさまじいセミナーになりそうだ。

 とにかく、アウトプットを優先したいが。

 あまりに情報が多い。セミナー動画が出たら、観ようと思う。セミナー動画でさえ、きっと販売できるのだろうなぁ。

 なぜ、興味がないというものに触れたのか。

 自分の枠を外すためだ。

 興味がなかったが、世界一と称されるマーケターの話には興味が湧いた。

 私は飲食店店員だから、平日ならむしろシフトを調整してもらえた。

 水曜日は、がっつり仕事だが。

 あと、興味深い話はあった。AIを従えるのか、AIに使われるのか、という話だ。

 AIを使いこなすために、もっとその使い方を学ばなければならないと思った。

 AIを導入することで企業の社長の仕事が減る。そうすれば、社長の負担は軽減され、社長は別の仕事ができる。あるいは自由時間が増える。

 セミナー会場にはたくさんの社長や個人事業者が来ていたと思う。

 その場にいただけで、おそらく経験値は上がっていたと思う。

 あと、高級ホテルに泊まったので、非常に居心地が悪かった。

 おうちが恋しい、と冗談抜きに思った。

 ただ、大きなホテルに泊まること自体少なかったので、せっかくだからホテル内を探検していた。

 教会とか、ガーデンとか、外側からだが屋外プールとか。

 あぁ、そうだ。講演中に何度も言われた。

「笑ってください」、と。

 笑顔になることで、勉強の効率が上がるというのは、脳科学で証明されているそうだ。

 思考を変えてください、も印象に残っている。

 思考を変えなければ、行動は変えられない。

 潜在意識が書き換わらなければ、行動に反映されるまでが長くなる。

 言われたことを素直に。

 思考は柔軟に。

 思考の硬直化が引き起こすのは終焉だ。

 より良いものが出てきた時に人はそれを使いこなしたり、学ぶことを否定することも多い。

 あるいは出てきても、過去のやり方に固執する。結果、後から出てきながらやり方を柔軟に変化させた会社との競争に負けて倒産する。

 競争に勝つためには、まずは情報収集に務めなければならない。

 会社の資金・資源の見直し、潜在的資源の活用の仕方など。

 まずは、会社情報の洗い出しからなのだろう。

 日本は人材育成に資金をかけない。人材育成を行わなければ、組織は弱体していくのにだ。

 なぜなら、組織の売上を担うのは最終的にやはり「人」だからだ。

 営業の基本は「相手の感情を動かす」ことにある。それは、会社に勤めてる相手にも言えることだ。

 少し話がズレるが。例えば、一定の成果をあげてるにも関わらず、上司からその頑張りを認められなかったらどうだろう。

 あるいは、能力が高く、仕事が多いにも関わらず、他の人間と報酬に違いがなければどうだろう。

 働きがいがない。

 そう思われるのではないだろうか。

 いかに人を安く扱うかではなく、いかに働いてる人間の満足度を上げるか。

 それは、企業側が今一度見直さなければならないものではないだろうか。

 まぁ、私が偉そうに言えることではないかもしれないが。

 ・・・まさかのバイト欠員の連絡が今、入った。

 シルバーウィークは、がっつり本職に力を注ぐことになりそうだ。

 今日はここまでにしておこう。

 つづきはまた明日。


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