表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
何もしてないのに、幽霊だけ勝手に成仏していくおじさん ~スロプーおじさんは除霊なんてしたくない~  作者: Samail
4章 おじさんと迷子

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

92/97

88.5話 幕間のお化け④

ここには、変わらないものと、変わってしまったものがある。


例えば——


おじさん。


年齢は、四十前後。


生きている。

やる気は、相変わらずない。

ないけど。

前より、少しだけ——

巻き込まれる。


スロットが好き。

勝ちに行っているようで、行っていない。


煙草を吸う。

メンソール。


目押しは、相変わらず少し早い。


昔から、見えている。

扱いは、変わらず雑。


それでも——


少しだけ、逃げるのが早くなった。



ユウト。


若い。


もう、生きていない。


ここにいる理由は、もう迷っていない。

どこにも行かないと、決めている。

勝手に。

隣にいる。

そういうことにした。


前より、少しだけ——


届く。

触れられない。

でも。

影響は、残る。


目押しは、上手い。

前より、少しだけ。


“消えない”の意味が、変わってきている。


セイコ。


若い。


生きている。


見える。

少しだけ。

聞こえる。

選んで。

全部ではない。

でも。

前より、明確に——

分かってきている。


追わない。

待つ。

それが、できるようになった。


目押しは、上手い。


理由は、もう一つ増えた。


そして。


ここには、

変わらないものが、ある。

理由もなく寄ってきて。

理由もなく、満足して。

勝手に終わっていくものたち。


それらは、

変わらない。

変わらないまま、

ただ、

そこにある。

それを、

どう呼ぶかは。

まだ、

決まっていない。

4章終了です。

お付き合いいただきありがとうございます。

ブックマーク、評価などしていただけますと喜びます。

まだ続きます。

よろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ