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何もしてないのに、幽霊だけ勝手に成仏していくおじさん ~スロプーおじさんは除霊なんてしたくない~  作者: Samail
4章 おじさんと迷子

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81話 意気揚々お化け

昼。


いつものホール。


「……。」


レバーオン。

リールが回転する。

止める。

外れる。


「……。」


「……ちょっと早い。」


「うるさいよ。」


「……。」


いつも通り。


「……。」


その時。


「久しぶり!」


「……。」


声。

振り向く。


「……。」


セイコ。


「……おう。」


「相変わらずね。」


もう座ってる。


「……。」


隣。

近いな。


「……何しに来たんだよ。」


「打ちに来たに決まってんじゃん。」


「そうか。」


「うん。」


「……。」


少しだけ、間。


「……。」


「……ちょっと聞いて!」


「……。」


めんどくさいな。

打て、台を。


「……。」


「私。」


「……。」


「……少しだけ。」


「……。」


「声、聞こえるようになった!」


「……。」


レバーオン。

回る。

止める。

外れる。


「……。」


「……へえ。」


「……それだけ?」


「……。」


「スゴイネ、ヨカッタヨカッタ。」


「……雑。」


「……。」


「……結構頑張ったんだけど。」


「そうか。」


「そうか、じゃなくて。」


「……。」


横。

ちらっと見る。


「……。」


ユウト。

頭抱えてる。


「……。」


「……ちょっとまずくない?」


小さい声。


「……。」


「俺の声、聞こえてるのか。」


「……。」


セイコ無反応。

聞こえてなさそう。


まあ、いいか。


「……。」


「……ねえ。」


「なんだよ。」


「それで終わり?」


「終わりって?」


「……。」


少しだけ、間。


「……なんか、あるでしょ。」


「……。」


考える。


「……。」


うん、わからん。

声なんか聞こえてもいいことないのに。

なんなら見えなくてもいいのに。


「で?」


「で、じゃない。」


「……。」


なんか、変だな。

プレッシャーを、感じる?


「……。」


「……もういい。」


立つ。


「帰る。」


「おう。」


「……。」


少しだけ止まって。


「……。」


「……ほんとに、それだけなんだ。」


「……。」


答えられない。


「……。」


そのまま、行く。


「……。」


「……行ったか。」


「うん。」


ユウト、ため息。


レバーオン。

回る。

止める。

外れる。


「……。」


「……別に。」


「……。」


「なんか問題あるか?」


「……。」


ユウトは何も言わない。


「……。」


まあ、いいか。

んん?

悪寒?


「……。」


レバーオン。

回る。

止める。

——揃う。


「お。」


「お。」


ハモんな。


「……なんであんな怒ってんだ。」


「……おじさん、それ、本気で言ってる?」


ボーナスランプは何も教えてくれなかった。

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