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何もしてないのに、幽霊だけ勝手に成仏していくおじさん ~スロプーおじさんは除霊なんてしたくない~  作者: Samail
3章 おじさんと昔日

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79話 変なお化け

※おじさん視点に戻ります。

朝。


いつものホール。


いつもの匂い。

いつものBGM。

そして、


「……。」


レバーオン。

リールが回転する。

止める。

外れ。


「……。」


「……ちょっと早い。」


「うるさいよ。」


「……。」


なんか変な幽霊。


何だ?この感じ。

何て言うんだこの、目?

目か?目なのか?

生暖かい?

転んだ子供を慈しむ親の様な眼差し?


「……。」


いつからだ。


「……。」


昨日か。

一昨日か。


「……。」


もう少し前かもしれない。


「……。」


レバーオン。

リールが回転する。

止める。

外れ。


「……。」


横。

ちらっと見る。


「……。」


いる。

いつも通り。


「……。」


いつも通り?


「……。」


なんか、見てくる。


「……。」


別に、ずっとじゃない。

不快でもない。


「……。」


ふとした時、こっち見てる。


「……。」


なんだそれ。


「……。」


レバーオン。

リールが回転する。

止める。

——揃う。


「お。」


「お。」


ハモんな。


「……。」


なんかまた、見てる。


「……。」


「……なんだよ。」


「別に?」


「別にじゃないよ。」


「気のせいでしょ。」


「……。」


気のせい、か。


「……。」


いや、そんなわけない。

なんだ、この居たたまれない感じ。


「……。」


でも。


「……。」


まあ、いいか。


「……。」


レバーオン。

リールが回転する。

止める。

外れ。


「……。」


気にするほどでもない。

いや、気にはなるけど。


「……。」


変でも、変じゃなくても。


「……。」


どっちでもいいか。


「……。」


「……。」


少しだけ、間。


「……。」


「……お前さ。」


「なに?」


「……。」


少しだけ考える。


「……。」


「……何かあった?」


「……。」


「……ナニモナイヨ?」


「嘘だろ?それ。」


「ウソジャナイヨ。」


「……。」


やっぱり。


「……。」


なんか変だな。

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