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46.5話 幕間のお化け➀
この街には、いくつかの種類の人間と、そうでないものがいる。
例えば——
おじさん。
年齢は、四十前後。
生きている。
やる気はない。
ないけど、たまに変なところでノる。
スロットが好き。
勝ちに行っているようで、行っていない。
たぶんエンジョイ勢寄り。
煙草を吸う。
メンソール。
目押しは、少し早い。
昔から、見えている。
だからか。
扱いが雑。
雑なのに——
なぜか、祟られない。
ユウト。
若い。
もう、生きていない。
ここにいる理由は、たぶん一つじゃない。
忘れていたことを思い出して。
それでも、どこにも行かずに残った。
決めたからだ。
勝手に。
隣にいると。
そういうことにした。
目押しは、上手かったらしい。
セイコ。
若い。
生きている。
見えるようで、見えない。
分かるようで、分からない。
それでも、近づいている。
理由は、たぶん。
自分でも分かっていない。
スロットも好き。
そして。
ここには、他にもいる。
理由もなく寄ってきて。
理由もなく、満足して。
勝手に終わっていくものたち。
「……。」
それらを、どう呼ぶかは。
まだ、決まっていない。
1章完です。
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まだまだ続きます。




