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何もしてないのに、幽霊だけ勝手に成仏していくおじさん ~スロプーおじさんは除霊なんてしたくない~  作者: Samail
5章 おじさんと帰省

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101話 写真のお化け

朝。


「……。」


静か。


「……。」


昨日の騒がしさが、 嘘みたいだ。


「……。」


廊下。 軋む音。


「……。」


居間。


「……。」


セイコ。

座ってる。


「……。」


ぼんやりしてるな。


「……。」


「……起きてたのか。」


「……あ、おじさん。」


少しだけ、顔を上げる。


「……。」


「……なんかさ。」


「……。」


「……変な夢見た。」


「……。」


夢。


「……。」


「……人、いっぱいでさ。」


「……。」


「……なんか、知らない人もいて。」


「……。」


「……でも。」


「……。」


「……知ってる気もするっていうか。」


「……。」


「……。」


曖昧だな。

まあ、夢だしな。


「……。」


「……そうか。」


それだけ。


「……。」


横。


「……。」


ユウト。

いる。


「……。」


昨日と同じ。


「……。」


いや。


「……。」


少しだけ、違うか。


「……。」


静かだな。


「……。」


まあいいか。


「……。」


その時。


「そういえばさ!!」


「……。」


急。

でかい。


「……。」


セイコ。


「……トメさんにさ!」


嫌な予感。


「……。」


「おじさんの昔の写真、見せてもらったよ!」


「……。」


ああ。


「……。」


やったな。

あの人。


「……。」


「めっちゃ可愛かったじゃん!」


「……。」


「……。」


「……は?」


思わず声が出る。


「え、だって本人でしょ?」


「……。」


「……。」


「……トメさーーーん??」


少しだけ声を張る。

何してくれてやがんの?

奥。

襖空く。


「ふふ。」


トメさん。


「いいではありませんか。」


「よくありません。」


「とても可愛らしかったですよ。」


やめて。


「……。」


セイコ、笑ってる。


「ほんと意外だった。」


「……。」


「……うるさいよ。」


「……。」


その時。


「……あれ?」


セイコ。

少しだけ、視線を動かす。


「……。」


「……今、なんかいた?」


「……。」


視線の先。

ちょっと見える。

わらし。


「……気のせいだろ。」


「……。」


「……そっか。」


納得するな。


「……。」


少しだけ、間。


「……。」


朝飯の匂い。


「……。」


いつも通りだ。


「……。」


ユウト。


「……。」


ボーッとしてるな。

大丈夫か?


「……。」


まあ。

あいつはあいつでいいか。


外。


「……。」


玄関。


「……。」


空気。


「……。」


三日。


「……。」


その後か。


「……。」


ボーナスランプの光が恋しくなってきた。

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