5/33
親衛隊の日常5
役人様との面談が終わると、私はすぐに、兵士になるための特別な訓練を受けさせてもらえることになった。
施設の職員さんが、こっそり教えてくれた。
「十二歳になるまでに、今君がいるような国中の施設から、兵士を希望する特に優秀な子どもたちだけが集められる『専門の施設』があるんだ。もしそこへ移動することができたら、本物の兵士への道が一気に近づくぞ」
(よし……! 絶対に頑張って、その施設に行ってやる!)
だが、始まった勉強と訓練は、想像を絶するほど厳しかった。
特に辛いのは、午前中が座学(勉強)にあてられている日だ。
文字や戦術を詰め込まれて、頭がクタクタになって破裂しそうなほど疲れている。それなのに、午後からは容赦なく、半日の「仕事(労働)」が待っているのだ。体力も気力も底を突きそうになり、何度も心が折れそうになる。
――でも、これは自分が選んだ道だ!
国に救われ、恩を返すと自分で決めたのだ。
どんなにしんどくても、辛くても、私は絶対に途中で投げ出したりしない。すべてをやり遂げてみせる。
だって私は、この国を守る、誇り高き兵士になるんだから!




