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親衛隊の日常37
今回も前回と同様に、見送りの列に並ぶのは女性たちだけだった。
けれど、前回とは決定的な違いがある。正規軍の女性兵士たちも今回は共に出陣するため、残された私たちの数はひどく寂しいものになっていた。
大学生千人のうち、女子はわずか三百人程度。学堂の幼い女の子たちを合わせても、せいぜいあと八十人といったところか。
まばらな人数ではあったけれど、それでも私たちが喉が張り裂けんばかりの声援を送ると、正規軍の先輩方は誇らしげに胸を張り、堂々と進軍していく。
――ああ、私もあの中に入りたかった。お留守番だなんて。
悔しさを振り払うように、今はただ、代わりの声を精一杯に張り上げる。
やがて、正規軍の姿が軍事都市の巨大な城門の向こうへと消えていった。
「さあ、門を閉めて! 残った私たちでこの都市を守るよ!」
一般市民のいないこの都市は、静まり返って整然としている。
悲しんでいる暇はない。すぐに着替えて、教官たちの指示を仰がなくては。
しばらくの間、自分の鍛錬に打ち込めないのは寂しいけれど、学生である前に私たちは兵士なのだ。
緊急事態に命を懸けるのは、当然の義務。
さあ、私たちの戦いを始めよう。




