クローゼットの音、人を集めてしまう
クローゼットの音で人が集まってきました
しゅい「……よし……絶対開ける……!」
焦りすぎて手が震えながらも、
しゅいは取っ手を思い切り引いた。
しゅい「うおおおおお!!」
ガチャァァァン!!!
クローゼットが勢いよく開き、
せなは中から転がり出る。
せな「きゃっ!」
しゅい「せな!!大丈夫!?ごめん!!」
せな「だ、大丈夫……!」
その音が廊下に響き――
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バンッ!!
なぎと「……何の音だよ」
無愛想なのに、息が少し乱れてる。
せなを見つけた瞬間、
なぎとの目がわずかに揺れた。
なぎと「……せな。なんで倒れてんだよ」
しゅい「違う!これは俺が助けたんだよ!」
なぎと「助けたって転ばせてんじゃん」
しゅい「転んだのは俺のせいじゃないし!!」
なぎと「結果同じだろ」
しゅい「うるさい!!」
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なぎと「てか、お前さ。
せな泣かせたことあるだろ」
しゅい「はぁ!?お前だってあるじゃん!!」
なぎと「俺は……その……
泣かせたくて泣かせたわけじゃねぇし」
しゅい「俺だってそうだし!!
てかお前の方が泣かせてるし!!」
なぎと「は?どこがだよ」
しゅい「この前だってせな泣きそうになってたじゃん!!
“泣いてねぇってそんな顔で言うなよ”とか言って!!」
なぎと「……っ……あれは……違うだろ……!」
しゅい「違わないし!!
せな困ってたし!!」
なぎと「困ってねぇし!!」
しゅい「困ってたし!!」
せな「ちょ、ちょっと……!」
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なぎと「しゅい、お前だってせな泣かせたじゃん。
この前、言い方キツくて泣かせたろ」
しゅい「それ言うな!!
あれは……その……俺が悪かったけど……!」
なぎと「ほら見ろ」
しゅい「でもお前も泣かせたじゃん!!
お前がせなの事泣かす原因!」
なぎと「……っ……そんなこと……」
しゅい「ほら言い返せない!!」
なぎと「言い返せねぇけど!!
でも俺の方がせなのこと分かってるし!!」
しゅい「俺の方が分かってるし!!」
なぎと「どこがだよ」
しゅい「全部だよ!!」
せな「やめてぇぇぇぇ!!」
な




