せな、クローゼットに閉じ込めらる
しゅいの部屋でしゅいが真っ赤になってるのを見て、
せなはちょっと落ち着いてきた……と思ったその時。
廊下から――
みおと「せなさーんどこですかー!?」
みの「絶対まだこの階にいますよ!」
せな「やばっ……!!」
せな「しゅい、みおととみの来る!!どうしよ!!」
しゅい「え、え、え、えっ……!?
ど、どこ隠れる!?」
しゅいは完全にパニック。
部屋の中をきょろきょろして、
焦りながら指をさす。
しゅい「ここ!!クローゼット!!」
せな「そこだ〜!」
せなは慌ててクローゼットに飛び込み、
しゅいが勢いで扉を閉めた瞬間――
ガチャッ。
みおと「しゅい〜!せな見ぃひんかった〜?」
みの「しゅいさん、せなさんいませんでしたか?」
しゅい「い、いないけど……?」
声が裏返ってる。
焦りすぎて語尾が震えてる。
みおと「ほんまに〜?なんか声した気するんやけど?」
しゅい「してないし!!」
みのはじーっと部屋を見渡す。
みの「……なんか怪しいですね」
しゅい「怪しくないって!!」
みおと「せな、ここに隠れてたりして〜」
しゅい「いないってば!!」
みの「……まぁいいです。次の部屋行きましょう」
みおと「ほな行こか〜」
二人は部屋を出ていった。
しゅい「……っっぶな……!!」
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せな「しゅい……もう出るね……?」
しゅい「うん、開ける……!」
しゅいは取っ手を引いた。
ガチャッ……ガチャッ……
しゅい「……あれ?」
せな「え……?」
しゅい「え、え、え、えっ!?
なんで!?なんで開かないの!?!?」
しゅいは完全に焦りモード。
ガチャッガチャッガチャッ!!
せな「しゅい!?落ち着いて!!」
しゅい「お、落ち着いてる!落ち着いてるけど...!これって......」
せな「閉じ込められた……?」
しゅい「やばいやばい!」
せな「ちょっと待って!!どうするの!?」
しゅい「ど、どうしよ……どうしよ……!!」
しゅいは扉の前でオロオロしながら、
取っ手を引いたり押したりしてるけど、
まったく開かない。
せな「しゅい……?」
しゅい「せな、ちょっと待ってて!!
俺が……なんとかするから!!」
せな「うん……!」
しゅいは真剣な顔でクローゼットの扉を見つめる。
しゅい「……よし……絶対開ける……!」
クローゼットの中のせなは、
自分が閉じ込められた現実を理解して震えた。




