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なぎと、みのに教わったアピールを使う時

なぎと、みのに教わったアピールを使う時

みのの「実践編」を聞き終えたなぎとは、

まだ頬が赤いままソファに座っていた。


みの「じゃあ、なぎとさん。

 あとは実践あるのみですよ」


なぎと「……実践って言うな……」


みのはニヤニヤしている。


その時――


リビングのドアが開いた。


せな「……あ、みのとなぎといたんだ」


なぎと「っ……!」


みの(来た来た来た……!)


せなは普通に入ってきただけなのに、

なぎとは急に背筋が伸びる。


みの(なぎとさん、今ですよ...!

 距離感アピール、言葉アピール、甘えアピール……

 どれでもいいからやってください!)


なぎと(……やるしかねぇ……!)


---


【なぎと、アドバイス①距離感アピールを実践】


せながソファの近くに来た瞬間――


なぎとは、

みのに言われた通り 少しだけ距離を詰めた。


ほんの数センチ。

でも、せなには分かる距離。


せな「……っ」


せなは一瞬だけ肩をすくめて、

顔が赤くなる。


みの(よし!効いてる効いてる!)


なぎと(マジで効いてる……!

 みのの言う通りだ……!)


---


【アドバイス②言葉アピール】


なぎとは勇気を振り絞って、

みのに言われた“言葉のアピール”を思い出す。


なぎと「……あのさ」


せな「ん?」


なぎと「……今日も……

 一緒にいて……安心する……」


せな「っ……!」


せなの顔が一気に真っ赤になる。


みの(なぎとさんナイスです!)


なぎと(なんだこれ恥ずすぎだろ...!)


---


 【アドバイス③甘えアピール】

 

みのは小声で囁く。


みの「なぎとさん、甘えアピールもいっときましょ」


なぎと「……っ……」


なぎとはせなの袖を、

そっと指でつまんだ。


ほんの少し。

でも、甘えたい気持ちが伝わる。


せな「な、なぎと……?」


なぎと「……ちょっと……

 隣、座っててほしい……」


せな「……うん……」


せなは照れながら、

なぎとの隣に座った。


二人の肩が少し触れる。


みの(完璧だ……!

 なぎとさん、天才です……!)


なぎと(なんだこれ……

 めちゃくちゃ恥ずかしい……

 でも……嬉しい……)


せなは膝の上で手をぎゅっと握りしめて、

顔を赤くしている。


せな「……なんか今日のなぎと……

 いつもより……近いね……」


なぎと「……みのが……色々……」


みの「それ言ったらダメです、なぎとさん!!」

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