みの、恋愛会議実践編に突入する
みの、恋愛会議実践編に突入する
みのは編集ソフトを閉じて、
なぎとの正面に座り直した。
みの「じゃあ、なぎとさん。
ここからは“実践編”いきますよ」
なぎと「……実践編ってなんだよ……」
みの「せなさんを落とすためのアピール方法です」
なぎと「落とすって言うな……!」
みのは真剣そのもの。
なぎとは完全に巻き込まれている。
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みの「まず一つ目。
距離感アピール。」
なぎと「距離感……?」
みの「せなさんは“近い距離”に弱いんです。
急に近づかれると、心臓ぎゅってなるタイプです」
なぎと「……まぁ、そうかもな」
みの「だから、
話す時はちょっとだけ近づく。
肩とか腕とか、軽く触れる。
自然にね」
なぎと「自然にって……難しいだろ……」
みの「なぎとさんならできますよ。
今日、膝枕してもらったんでしょ?」
なぎと「な、なんで知ってんだよ!」
耳が真っ赤。
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みの「二つ目。
言葉のアピール。」
なぎと「またアピールかよ……」
みの「せなさんは“言葉で安心するタイプ”です。
だから、好きって言われたら嬉しいし、
気持ちを言われると信じられるんです」
なぎと「……昨日、言ったけど……」
みの「それを“継続”するんです。
たまにでいいから、
『今日も好きだよ』とか
『一緒にいて安心する』とか
言うんです」
なぎと「無理だろそんなの……!」
みの「照れながら言うのがポイントです」
なぎと「やめろ……!」
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みの「三つ目。
甘えアピール。」
なぎと「もう甘えたわ……今日……」
みの「それが正解なんです。
せなさんは“頼られる”と嬉しいタイプです。
だから、甘えるのはむしろプラスです」
なぎと「……マジかよ……」
みの「なぎとさん、今日の膝枕、
せなさん絶対嬉しかったですよ」
なぎと「言うなって……!」
みのはニヤニヤしている。
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みの「最後に一番大事なやつ。
安心を与えること。」
なぎと「安心……?」
みの「せなさんは“誰かを傷つけるのが怖い”から選べないんです。
だから、
『選ばれなくても嫌いにならない』
『ゆっくりでいい』
って言ってあげると、
気持ちが軽くなるんです」
なぎと「……なるほどな……」
みの「なぎとさんがそれ言えたら、
せなさんは絶対安心しますよ」
なぎとは少し黙って、
照れながら言った。
なぎと「……ありがとな、みの」
みのは照れたように笑う。
みの「応援してますよ、なぎとさん。
なぎとさん、ちゃんとせなさんの事好きですから」
なぎと「……あぁ。
......好きだよ」
その言葉は小さくて、
でも本気だった。




