↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
238/251

みの、恋愛会議実践編に突入する

みの、恋愛会議実践編に突入する

みのは編集ソフトを閉じて、

なぎとの正面に座り直した。


みの「じゃあ、なぎとさん。

 ここからは“実践編”いきますよ」


なぎと「……実践編ってなんだよ……」


みの「せなさんを落とすためのアピール方法です」


なぎと「落とすって言うな……!」


みのは真剣そのもの。

なぎとは完全に巻き込まれている。


---


みの「まず一つ目。

 距離感アピール。」


なぎと「距離感……?」


みの「せなさんは“近い距離”に弱いんです。

 急に近づかれると、心臓ぎゅってなるタイプです」


なぎと「……まぁ、そうかもな」


みの「だから、

 話す時はちょっとだけ近づく。

 肩とか腕とか、軽く触れる。

 自然にね」


なぎと「自然にって……難しいだろ……」


みの「なぎとさんならできますよ。

 今日、膝枕してもらったんでしょ?」


なぎと「な、なんで知ってんだよ!」


耳が真っ赤。


---


みの「二つ目。

 言葉のアピール。」


なぎと「またアピールかよ……」


みの「せなさんは“言葉で安心するタイプ”です。

 だから、好きって言われたら嬉しいし、

 気持ちを言われると信じられるんです」


なぎと「……昨日、言ったけど……」


みの「それを“継続”するんです。

 たまにでいいから、

 『今日も好きだよ』とか

 『一緒にいて安心する』とか

 言うんです」


なぎと「無理だろそんなの……!」


みの「照れながら言うのがポイントです」


なぎと「やめろ……!」


---


みの「三つ目。

 甘えアピール。」


なぎと「もう甘えたわ……今日……」


みの「それが正解なんです。

 せなさんは“頼られる”と嬉しいタイプです。

 だから、甘えるのはむしろプラスです」


なぎと「……マジかよ……」


みの「なぎとさん、今日の膝枕、

 せなさん絶対嬉しかったですよ」


なぎと「言うなって……!」


みのはニヤニヤしている。


---


みの「最後に一番大事なやつ。

 安心を与えること。」


なぎと「安心……?」


みの「せなさんは“誰かを傷つけるのが怖い”から選べないんです。

 だから、

 『選ばれなくても嫌いにならない』

 『ゆっくりでいい』

 って言ってあげると、

 気持ちが軽くなるんです」


なぎと「……なるほどな……」


みの「なぎとさんがそれ言えたら、

 せなさんは絶対安心しますよ」


なぎとは少し黙って、

照れながら言った。


なぎと「……ありがとな、みの」


みのは照れたように笑う。


みの「応援してますよ、なぎとさん。

 なぎとさん、ちゃんとせなさんの事好きですから」


なぎと「……あぁ。

 ......好きだよ」


その言葉は小さくて、

でも本気だった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。