泣いていたいのに急に甘えるのは反則的ギャップ
泣いてたのに甘えるのは反則的ギャップ
せなに「好きだよ」と本気で言われて、
なぎとはしばらく固まっていた。
耳まで真っ赤で、
視線を合わせられないまま、
せなの手を握り返していた。
そして――
なぎと「……せな」
声が少し震えている。
せな「ん?」
なぎと「……来て。
俺の部屋」
せな「え、今?」
なぎと「……今」
なぎとはせなの手を引いて、
そのまま自分の部屋へ連れていった。
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部屋に入ると、
なぎとはドアを閉めて、
せなの前に立つ。
なぎと「……俺がこんなこと言うの……
なんか……あれなんだけど……」
せな「?」
なぎとは耳まで赤くして、
俯きながら言った。
なぎと「……甘えたい……」
せな「……っ」
一瞬、せなは驚いて固まる。
でもすぐに、
いつもの“からかいモード”に入る。
せな「え〜?なぎとが甘えるの?
珍しいね〜?」
なぎと「うるせぇ……!!」
顔真っ赤。
声も震えてる。
せなは少し笑って、
でも優しく言った。
せな「しょうがないなぁ……」
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せなはベッドに座って、
ぽんぽんと自分の膝を叩く。
せな「ほら、ここ」
なぎと「……っ……
マジでやんの……?」
せな「甘えたいんでしょ?」
なぎと「……っ……」
なぎとはゆっくり横になって、
せなの膝に頭を乗せた。
その瞬間――
二人とも真っ赤。
せな「……なんか……恥ずいね……」
なぎと「……言うな……
俺だって……なんでこんなこと言ったんだろ……って……
めちゃくちゃ照れてる……」
せなはそっと、
なぎとの髪を撫でる。
なぎとは目を閉じて、
その手に身を委ねる。
なぎと「……でも……
せなに好きって言われて......なんか......甘えたくなった......」
せなは胸がぎゅっとして、
少しだけ照れながら笑った。
せな「……うん。
甘えていいよ」
なぎとはその言葉に、
安心したように息を吐いた。




