なぎと、せなに心のこもった告白をされる
なぎと、せなから心のこもった告白をされる
なぎとは震えた声で――
「じゃあ……好きって……言ってくれる……?」
と、今にも泣きそうな顔で言った。
せなは一瞬だけ息を飲んで、
でも逃げなかった。
手を握ったまま、
まっすぐなぎとの目を見る。
せな「……好きだよ」
なぎと「……っ」
その瞬間、
なぎとの肩が小さく震えた。
せなは続ける。
逃げずに、ちゃんと理由も言う。
せな「なぎとは……
いつも強がってるけど、
本当は優しくて……
誰よりも周りを見てて……
私が困ってる時、
絶対に気づいてくれるし……
守ってくれるし……」
なぎと「……っ、ちょ……待て……」
せな「いつも、私が泣きそうになったら、
真っ先に気づいてくれるし......」
なぎと「や、やめろって……
そこまで言わなくていいから……!」
耳が真っ赤。
顔も真っ赤。
首まで真っ赤。
せなは止まらない。
せな「だから……好き。
嘘じゃないよ。
全部、本気で言ってる」
なぎと「………………」
なぎとは俯いて、
手で顔を覆った。
耳まで真っ赤で、
肩が震えてる。
みおとは横で
(うわ……これは効いてるわ……)
と静かに見守っている。
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なぎと「……っ……
ほんと……
そこまで言わなくていいって……
……普通に恥ずいから......」
声がかすれてる。
でも、怒ってない。
むしろ嬉しすぎて処理できてない。
せなはそっと手を握り直す。
せな「信じてほしいから……
ちゃんと言ったんだよ」
なぎとはゆっくり顔を上げる。
目が赤いまま、
でもさっきよりずっと優しい目。
そして――
なぎと「……ありがとな」
その一言は、
せなを信じた証だった。
なぎと「……誤解して……
勝手に傷ついて……
ごめん」
せな「ううん……私こそ……」
みおとは少し離れながら、
照れたように笑う。
みおと「……よかったな、せな。
ちゃんと伝わったやん」
せなは小さく頷いて、
なぎとの手をそっと離した。
でも――
なぎとは離れた手を、
もう一度そっと握り返した。
なぎと「……もう離すなよ」
声は小さくて、
でも確かだった。




