あおば、問い詰められて答えに詰まる
あおば、問い詰められて黙る
3人はレストランに入り、
窓際のテーブルに案内された。
席は――
せなが真ん中。
左右にあおばとなぎと。
完全に「せなを挟んだ修羅場配置」。
店員「ご注文お伺いします」
せな「じゃあ私はオムライス」
あおば「俺は……ハンバーグで」
なぎと「ステーキ」
注文が終わると、
テーブルに静寂が落ちた。
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料理が来るまでの間、
3人はメニューを見たり、
水を飲んだりしていたけど――
空気は重い。
あおば(……気まずすぎる……
なんで俺、なぎととせなと三人で飯なんだ……
さっきまで取り合いしてたのに……)
なぎと(……なんであおばとせなが二人でカフェ……
意味わかんねぇ……
絶対なんかある……)
せな(……二人とも落ち着いて……
お願いだから静かにして……)
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あおば「……あ、あのさ」
せな「ん?」
あおば「今日……暑いな……」
せな「うん、暑いね」
あおば「……アイス食べたいな……」
せな「分かる」
なぎと「……俺も」
あおば「お前は黙ってろ」
なぎと「なんでだよ」
せな「二人とも静かに……」
少しだけ空気が和らぐ。
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なぎと「……そういえば」
あおば「ん?」
せな「なに?」
なぎと「なんで二人でカフェいたんだよ」
空気が一瞬で凍る。
あおば「…………」
せな「…………」
二人とも完全に固まる。
なぎと「答えろよ」
ーー
あおば「べ、別に……
一緒に行った方が楽しいかなって……」
声が震えてる。
目が泳いでる。
完全に怪しい。
なぎと「……は?」
あおば「いや……その……
たまたま……?」
なぎと「たまたまで二人でカフェ行くか?」
あおば「……行く時もあるだろ……?」
なぎと「ねぇよ」
あおば「あるだろ!!」
せな「あるよ!!」
なぎと「二人とも声揃ってるの怪しすぎるだろ」
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なぎと「まず聞くけど」
せな「……なに?」
なぎと「なんで二人でカフェ行った?」
あおば「……いや……その……」
なぎと「なんで顔真っ赤だった?」
せな「え、あれは……」
なぎと「なんで距離近かった?」
あおば「いや、それは……」
なぎと「なんであおばはせなのこと見て固まってた?」
せな「それは……」
なぎと「なんでせなはあおばのこと見て笑ってた?」
あおば「それは……」
なぎと「なんで二人とも言葉詰まってんだよ」
二人「…………」
完全に追い詰められてる。
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なぎと「……あおば」
あおば「……っ」
なぎと「お前……
せなのことどう思ってる?」
空気が止まる。
せなは息を飲む。
あおばは心臓が跳ねる。
あおば(やばい……
言えない……
でも……
嘘つくのも……
せなに悪い……)
なぎと「答えろよ」
あおば「…………」
せなは静かにあおばを見つめている。
その瞳は、
逃げないでほしいと訴えているようだった。
あおば(……どうすればいいんだよ……
俺……
みのが好きなはずなのに……
せなのことも……
こんなに……)
胸がぎゅっと痛む。
あおば「…………」
なぎと「言えよ」
せな「…………」
あおばはゆっくり口を開いた。




