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せなのデコピンが1番強い攻撃だった

せなのデコピンが一番強い攻撃だった

なぎとはせなを抱えたまま逃走。

あおばは全力で追いかける。


なぎと「せなは俺と行く!!」


あおば「いや俺と行くだろ!!」


せな「ちょっと!!

 腕引きちぎれるって言ってるじゃん!!

 自分の力考えてよ〜!」


でも二人には聞こえてない。


---


あおば「こっち来い!!」


ガシッ!!


なぎと「いやこっち!!」


ガシッ!!


せな「やめて!!

 ほんとに腕取れる!」


二人は完全に聞いてない。

せなの腕は左右に引っ張られ、

まるで綱引き。


---


せな「...ちょっと!!

 あのさ〜!!」


二人「……?」


せな「前にも言ったよね〜?

 こんなことしてたら次どうなるか分かってる...よね?」


なぎと「……っ……

 (これはやばいと思う。せなを掴んでいる手を少し緩める)」


あおば「……え?

 (何も考えてなく、めっちゃ引っ張る)」


せなは完全に怒ってる。

目が細くなってる。


---


せなはゆっくりあおばの方へ向き直る。


せな「……あおば」


あおば「え、な、なに……?」


せなはあおばの額に指を構える。


あおば「え?

 ちょ、ちょっと待っ――」


ぴしっ!!


デコピン。


あおば「いっっっ!!」


せな「ざまぁ見ろ、バーカ!(あっかんべーしながら)」


あおば「っ……!!

 (いった...!でも何あれ...めっちゃ可愛いんだけど...!)」


---


なぎと「……(あ、これ俺もやばい)」


せなはなぎとの方にも向き直る。


せな「なぎともやられたいのかな?」


なぎと「ご、ごめんって!(すぐに手離す)」


せな「二人とも!!

 私の腕ちぎれるかと思ったんだけど!!」


あおば「ご、ごめん……」


なぎと「悪かった……」


せな「ほんとにもう!!」


せなは怒ってるけど、

頬はほんのり赤い。

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