↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
219/251

対象外の言葉が刺さって動揺するあおば

対象外の言葉が刺さって動揺するあおば

せな「ねぇ、カフェ行こ!」


あおば「えっ……あ、ああ……」


せなの笑顔に押されて、

二人はそのまま近くのカフェへ。


席に座ると――

気まずい沈黙。


せなはメニューを見ながら楽しそう。

あおばは心臓がバクバクしている。


あおば(なんでこんな緊張すんだよ……

 二人きりってだけで……

 やばい……)


---


せな「……ねぇ、あおば」


あおば「ん?」


せな「知ってると思うけど……」


少し真剣な声。


あおばは自然と姿勢を正す。


せな「なぎととひばりに告白されたんだ」


あおば「……ああ、うん……」


せな「で、その後……

 しゅいも自分のこと好きって分かって……」


あおば「……そっか……」


せな「誰を選んだらいいか……

 正直、分かんないんだよね」


あおばは真剣に聞いていた。

でも――


---


あおば(……俺は……

 対象外か……

 まぁ……

 当たり前だよな……)


胸がズキッと痛む。


あおば(なんでこんな……

 ショック受けてんだよ……

 俺はみのが好きなはずなのに……

 なんで……

 せなの言葉でこんな……)


心の中がぐちゃぐちゃになる。


---


せな「ちょっと!

 聞いてる?」


あおば「き、聞いてる聞いてる!!」


慌てて返すけど――

顔は完全に“傷ついてる顔”。


せなはそれに気づいた。


せな「……店員さん」


手を挙げて店員を呼ぶ。


店員「はい、どうされますか?」


せな「ハーブティーとパフェ、二つお願いします!」


あおば「ちょ、ちょい!!

 俺今日お金持ってきてないって!!」


せなはふわっと笑う。


せな「今日は私が奢ってあげる!」


あおば「っ……!!」


その笑顔に、

心臓が跳ねる。


あおば(……なんで……

 こんな……

 ドキッとすんだよ……)


でもすぐに、

“対象外”の言葉が頭に戻ってくる。


あおば「……なんで……

 奢ってくれるの……?」


思わず口に出てしまった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。