対象外の言葉が刺さって動揺するあおば
対象外の言葉が刺さって動揺するあおば
せな「ねぇ、カフェ行こ!」
あおば「えっ……あ、ああ……」
せなの笑顔に押されて、
二人はそのまま近くのカフェへ。
席に座ると――
気まずい沈黙。
せなはメニューを見ながら楽しそう。
あおばは心臓がバクバクしている。
あおば(なんでこんな緊張すんだよ……
二人きりってだけで……
やばい……)
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せな「……ねぇ、あおば」
あおば「ん?」
せな「知ってると思うけど……」
少し真剣な声。
あおばは自然と姿勢を正す。
せな「なぎととひばりに告白されたんだ」
あおば「……ああ、うん……」
せな「で、その後……
しゅいも自分のこと好きって分かって……」
あおば「……そっか……」
せな「誰を選んだらいいか……
正直、分かんないんだよね」
あおばは真剣に聞いていた。
でも――
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あおば(……俺は……
対象外か……
まぁ……
当たり前だよな……)
胸がズキッと痛む。
あおば(なんでこんな……
ショック受けてんだよ……
俺はみのが好きなはずなのに……
なんで……
せなの言葉でこんな……)
心の中がぐちゃぐちゃになる。
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せな「ちょっと!
聞いてる?」
あおば「き、聞いてる聞いてる!!」
慌てて返すけど――
顔は完全に“傷ついてる顔”。
せなはそれに気づいた。
せな「……店員さん」
手を挙げて店員を呼ぶ。
店員「はい、どうされますか?」
せな「ハーブティーとパフェ、二つお願いします!」
あおば「ちょ、ちょい!!
俺今日お金持ってきてないって!!」
せなはふわっと笑う。
せな「今日は私が奢ってあげる!」
あおば「っ……!!」
その笑顔に、
心臓が跳ねる。
あおば(……なんで……
こんな……
ドキッとすんだよ……)
でもすぐに、
“対象外”の言葉が頭に戻ってくる。
あおば「……なんで……
奢ってくれるの……?」
思わず口に出てしまった。




