せなを挟んで距離ゼロの三角関係が始まる
せなを挟んで距離ゼロの三角関係が始まる
今日は
あおば × しゅいの二人で雑談撮影。
カメラ前に座るけど――
あおばはいつもの明るさがない。
しゅい「……おい」
あおば「ん?」
しゅい「お前、今日テンション低くね?」
あおば「……そうか?」
しゅい「そうだよ。
いつもなら“よっしゃ撮るぞ!”って感じなのに」
あおば「……昨日飲みすぎたかな〜」
誤魔化すように笑うけど、
目は全然笑ってない。
しゅい(……絶対それだけじゃねぇだろ……)
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その時、扉が開く。
ガチャッ。
せな「おはよ〜!
撮影してるの?」
しゅい「あ、せな」
あおば「っ……!!」
せなは自然に、
あおばの隣の席にストンと座る。
あおば(なんで隣なんだよ……
やば……
近い……
昨日のこと思い出す……
無理……)
せなはカメラに向かって
いつもの明るい笑顔で挨拶する。
せな「みんな〜!
今日はあおばとしゅいの二人で雑談だよ〜!
あ、私も参加させていただきます!
イェーイ!」
あおば(……笑顔……
かわ……
やば……
顔熱い……
俺どうした……)
顔が一瞬で真っ赤になる。
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せなの笑顔に完全にやられて、
あおばはしばらく固まる。
あおば「………………」
しゅい(……あれ?
あおば、また固まってる……
昨日のあれと同じだ……。
と言うか、せなとあおば距離近すぎだろ...!)
しゅいはゆっくり手を伸ばして――
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しゅい「せな、こっち来いよ」
ぐいっ。
せな「えっ!?
ちょっとしゅい!?」
しゅいはせなの肩を軽く掴んで、
自分の方へ寄せる。
距離が一気に近くなる。
しゅい「カメラの角度的にこっちの方がいいだろ」
せな「いや別に変わらないけど!?」
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あおば「………………」
しゅいとせなの距離が近い。
肩が触れそうなくらい。
あおば(……なんで……
なんでしゅいの方に寄るんだよ……
なんで……
俺じゃなくて……
しゅいなんだよ……)
胸の奥がズキッと痛む。
自分でも意味がわからない。
あおば(……俺……
みのが好きなはずなのに……
なんで……
こんなに……
モヤモヤすんだよ……)
しゅいはあおばの様子に気づいて、
ちらっと横目で見る。
しゅい(……やっぱりなんか変だな……
あおば……)




