撮影前なのに心恋愛会議してるあおば
撮影前なのに心が恋愛会議してるあおば
昨日のカオスな夜から一転して、
今日はあおばとしゅいの二人で撮影。
控え室で機材チェックしながら、
開始時間までぼーっと待っていた。
しゅい「……眠い……」
あおば「お前、あの後めっちゃ飲んでたからな」
しゅい「お前もな」
あおば「まぁな」
軽口を叩きながらも、
どこか静かな空気が流れていた。
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あおば「……なぁ、しゅい」
しゅい「ん?」
あおば「お前……
せなに告ったって言ってたよな」
しゅい「……ああ」
あおば「どう言われたんだよ?」
しゅいは少しだけ息を吸って、
落ち着いた声で答えた。
しゅい「……一応、OKはもらえた」
あおば「へぇ〜……
よかったじゃん」
しゅい「……でもな」
あおば「ん?」
しゅい「“なぎともひばりも好きになっちゃった”って言ってた」
あおば「へぇ〜……」
口では軽く返したけど――
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あおば(……好きになっちゃったのところに……
俺、入ってねぇ……)
昨日、
みのに抱きついて気絶するほど照れて、
みののことが好きなはずなのに――
あおば(……なのに……
なんで……
せなのことも……
気になってんだよ……
俺……おかしいだろ……)
胸の奥がじわっと重くなる。
自分でもよくわからない感情が
ぐるぐる回り始める。
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しゅいは機材をいじりながら、
ふと横を見る。
しゅい「……おい」
あおば「……ん?」
しゅい「黙ってどうしたんだよ」
あおば「……な、なんでもねぇよ」
しゅい「ほんとに?」
あおば「ほんとに」
しゅい「……ふーん」
あおば(……なんでもないって言ったけど……
なんでもなくねぇ……
なんで俺……
こんなモヤモヤしてんだよ……)
胸の奥の違和感は消えないまま、
撮影の時間が近づいていった。




