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あおば、酔うと距離感ゼロになる危険人物

あおば、酔うと距離感ゼロになる危険人物


あおばはコップ一杯を飲み干した。


あおば「ぷはぁ!!

 ……うまっ……

 これ……めっちゃ美味しい……

 けど……なんか……

 体が……あっつ……」


ひばり「……効き目が強いので当然ですね」


しゅい「美味しいけど“強い”からな」


せな「顔真っ赤だよあおば……」


みの「……あおばさん……

 本当に大丈夫ですか……?」


あおば「みのぉ……

 心配してくれるの……

 嬉しい……」


みの「っ……

 あ、ありがとうございます……」


せな(みの……!

 あおばのこと好きなのに……

 こんな近くで心配してる……

 かわいい……)


らお「みの……

 あおば見てる……」


みおと「俺も見てほしいわ……」


たゆと「あおばもう語尾が...笑」


---


あおばはみのの方へふらっと寄る。


「みのぉ……

 隣いてくれて……

 ありがとな……

 俺……嬉しい……

 ほんとに……」


 「あ、あおばさん!?

 ち、ちょっと近いです...!

 酔いすぎですよ!」


みのは顔を真っ赤にして俯く。


せな(みの……!

 がんばれ……!

 あおばと両思いなんだから……!)


らお「……っ」

みおと「……っ」

二人は胸がぎゅっとなる。


---


そして――

あおばはふらっとせなの方へも寄る。


あおば「せなぁ……

 今日……

 なんか……

 可愛いな……」


せな「えっ!?

 ちょ、ちょっと……

 酔ってるでしょ……!」


あおば「酔ってねぇし……

 ただ……

 なんか……

 可愛いなって……

 思っただけ……」


せな「今言ったらダメ!

 マジで!」


みの「っ……!」


みのは胸がぎゅっとなる。

(でも怒らない。せなが気を使ってくれてるのを知ってるから)


---


なぎとはその光景を見て――

胸がズキッと痛む。


なぎと(……なんだよ……

 なんであいつ……

 酔って……

 せなに近づいてんだよ……

 なんで……

 なんで……)


しゅい「なぎと、顔怖いぞ」


ひばり「……完全に嫉妬ですね」


なぎと「黙れ……」


そして――

なぎとは立ち上がった。


---


なぎと「………………」


せなの横へ、

めちゃくちゃ近い距離で座る。


せな「えっ!?

 なぎと近い!!

 近いってば!!」


なぎと「別にいいだろ」


せな「よくない!!

 近い!!」


なぎと「……あいつ(あおば)が近いなら……

 俺も近くていいだろ」


せな「なんで張り合うの!!」


しゅい「うわ、取り返しに来た」


ひばり「……嫉妬の勢いがすごいですね」


たゆと「なぎと……近いね……」


みのはその様子を見て、

胸がぎゅっとなるけど――

せなが気を使ってくれてるのを知ってるから

怒らない。


みの(……せなさん……

 ありがとうございます……

 気を使ってくれて……)


---


あおば「なぎとぉ……

 なんでせなの隣行くんだよ……

 俺が行こうとしてたのに……」


なぎと「酔ってんじゃねぇよ」


あおば「酔ってねぇし!!

 ただ……

 なんか……

 せなも……

 みのも……

 可愛いなって……

 思っただけ……」


せな「やめて!!

 あおばはみのの方に行っときな!ほら!」


あおば「うわ!?」


 みの「っ...!?」


 せながあおばを押した事で、あおばはみのの方に倒れ込んだ。


あおば「ごめん...?」


 みの「だ、大丈夫ですから!」


---


 しゅい「てかさ、修羅場だな」


ひばり「……あおばさん、酔うと危険ですね」


みおと「俺もう無理や……

 見てるだけで酔いそうや……」


らお「みの……

 大丈夫……?」


たゆと「みんな……

 近いね……」

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