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女子が得意なゲームで男子が絶望する

女子が得意なゲームで男子が全滅する

しゅい「じゃあ座る場所決めるぞー!」


なぎと「せなの隣は俺だろ」


しゅい「いや俺だろ」


せな「え、え、え……なんで取り合うの……?」


ひばり「……また嫉妬ですね」


たゆと「せな……人気だね〜」


らお「みの……どこ座る……?」


みおと「俺はみのの近くがええけど……」


みの「え、えっと……

 私は……どこでも……大丈夫です……」


みのは敬語で控えめに言うけど、

視線は――

あおばの方へ向いている。


せなはそれを見て、

胸の奥で(うんうん!行け!)と応援している。


せな(……みの、あおばのこと好きだもんね……

 今日こそ隣座りなよ……!)


---


あおば「よし、じゃあ俺はみのの隣な!!」


みの「っ……!

 あ、ありがとうございます……

 嬉しいです……」


みのは一瞬で顔が赤くなる。

せなは(よし!)とガッツポーズ。


らお「……っ」

みおと「……っ」

二人は胸がぎゅっとなる。


たゆと「ラブラブだ〜」


---


なぎと「じゃあせなの隣は俺だ」


しゅい「いや俺だって」


せな「なんで争うの!!」


なぎと「俺が一番ゲーム得意だから教えられるだろ」


しゅい「俺も得意だぞ」


ひばり「……二人とも得意ですね」


せな「どっちでもいいよ!!

 近すぎなければ!!」


なぎと「近いぞ」


しゅい「近いぞ」


せな「近いって言ってるじゃん!!」


---


しゅい「よし!!

 第一戦は――

 **“せなとみのが唯一得意なゲーム”**だ!!」


せな「えっ!?

 これ私得意なやつ!!」


みの「わ、私も……これなら……できます……!」


あおば「え、ちょっと待て!!

 なんで女子が得意なやつなんだよ!!

 俺負けるだろ!!」


なぎと「俺はなんでも勝つけどな」


しゅい「はいはい、始めるぞー!」


---


ゲームスタート。


せな「よし……!

 ここは……勝つ!!」


みの「が、頑張ります……!」


女子二人は普段のゲーム下手が嘘みたいに

めちゃくちゃ強い。


みおと「え、せなめっちゃ強いやん……」


らお「みの……すご……」


たゆと「待って……!?女子強すぎるんだけど!?!?」


ひばり「……これは予想外ですね」


なぎと「なんで女子が強いんだよ……」


しゅい「せなとみのだけ得意なゲームだからな」


---


あおばは――

みのの隣で、

みのの横顔が気になりすぎて集中できない。


みの「……あおばさん、頑張ってください……」


あおば「っ……!!

 あ、ああ……頑張る……!!」


せなはそれを見て、

(みの、頑張れ……!)と応援している。


らお「……みの……

 あおば見てる……」


みおと「俺も見てほしいわ……」


なぎと「集中しろよあおば」


しゅい「完全に気が散ってるな」


---


しゅい「はい!!

 第一戦の最下位は――」


全員が画面を見る。


しゅい「あおば!!」


あおば「うわぁぁぁぁぁ!!

 なんでだよ!!

 なんで女子が強いんだよ!!

 なんで俺が負けるんだよ!!」


せな「だって得意なんだもん」


みの「す、すみません……

 勝っちゃいました……」


あおば「謝らなくていい!!

 むしろ嬉しい!!

 けど!!

 飲むのは嫌だ!!」


---——


しゅい「はい、あおば一杯ねー」


ひばり「……コップ丸々ですね」


あおば「うわぁぁぁぁぁ!!

 なんで俺だけ!!

 なんで!!」


せな「がんば〜!」


みの「が、頑張ってください……

 あおばさん……」


「……二人に応援されたら飲むしかねぇだろ……(小声)」


なぎと「単純だな」


らお「みの……優しい……」


みおと「もし飲むことになったら、俺も応援してほしいわ……」


たゆと「あおば頑張れ!」


しゅい「はい飲めー!」


あおば「い、いくぞ!!」


ゴクッ……ゴクッ……ゴクッ……


あおば「!?ち、ちょっと待って……強すぎなんだけど……」


みの「だ、大丈夫ですか……!?」


せな「顔赤くなってきてる!」


なぎと「弱すぎだろ」


ひばり「……開始5分でこれですね」

 

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