第93話 自分は自分らしく
アイル ループ10
ビシュー ループ11
「さぁ、自分の選んだ
選択に後悔しなさい!」
「それは、無理な話だ」
「私たち、みんなとすごしてたら
ポジティブになっちゃったから」
「そうだ!」
「知るか!あんたたちの
人生はここで終わり!」
「終わらせてまたるか!」
「チェス野郎め!」
「僕の能力だからな」
「性格は変わってもウザイのかよ」
「何を言っているんだ?
性格は変わってない
ただ、荒さが増しただけ」
「人を見下すようなことばかり!」
「見下していたのは君だろ
だから、アイルの過去になったのだろう?」
「ほう、そんなことを言ってもいいの?
あんたは、あたしのことが大っ嫌いのはず
あたしと過去のアイルが
同じなら否定してることに」
「ならないな、君は、アイルじゃない
君よりアイルの方が何倍も素敵な女性だ」
「ビジュー」
「ふん!良かったね、アイル褒められたよ」
「ビジューは、よくわかってるわ」
「それに、僕とばかり
話しててもいいのか?」
「どういうことだ?」
「そんな素敵なアイドルさんが
まだ、登場してないぞ」
「くっそ、忘れてた」
「あら、もう遅いわよ
ライブは、とっくに始まってるもの!」
バーン!
「こ、これは」
「スピーカーよ、音楽には必需品」
「このためにあんたは!」
「ウィ、正解さ」
「くっそ、くっそくっそくっそ!
潰す!潰してやる!」
「できたらいいな」
「あーも!ウザイ!ムカつく!」
「なんだか、子どもみたいね」
「彼女の精神年齢は子どもだ」
「大人なのにね」
「精神年齢と実際の年齢は違う
それよりも、さっきのは照れ隠しか?」
「さっきのって?」
「ビジューは、よくわかってるわって言葉」
「……どうかしらね
さっさと終わらせましょ」
「答えは、教えてくれないっとりょーかい」
「私にいい作戦があるの」
「なら、合わせるぞ」
「ありがとう」
「ええい!どこだ!
どこに行った!出てこい!」
「あなたは、本当に子どもね」
「そこか!」
「そのままじゃ、私たちに勝てないわよ」
「うるさい!」
「怒っちゃったかしら?」
「ウザイ!ウザイ!」
「そんな怒らないでちょうだい」
「ムカつく!」
「なるほど、怒らせる作戦か面白いな
アイルは言葉の選び方が上手い
なら、僕がすることは決まったな」
「いい加減にしてよ!もう!」
「はい、捕まえた」
「嘘!?」
「怒ってると周りが見えないわよ
ビジューを見習いなさない」
「あいつのことを見習って
どうするっていう、わけ」
「ほら、気づけばあなたは
敵に囲まれてるわよ」
「どうして」
「君は怒ってて気づかなかっただろうけど
僕たちは、ずっと準備をしていた」
「チェックメイト」「チェックメイトよ」
「嫌だ、嫌だぁぁぁぁぁ!」
「ビジューの能力がチェスならと思ったけど
予想以上だったわ、周りを見る力
動きの計算の速さ
全てが高いわ……これは、逸材ね」
「……いや、負けたくない」
「あなたは、負けたのよ」
「悔しい、悔しい」
「限界か」
「限界?」
「あぁ、本体もいない
状態だと回復ができない
瀕死状態でも本体がいれば話は別だが」
「そうなのね」
「だから、僕はボコボコに
しないといけなかった」
「なにか言ったかしら?」
「いや、なんでもない」
「ねぇ、あんたたちが負けてよ」
「ごめんだけど、それは無理よ」
「自業自得だ」
「……ムカつく」
ガチャ
「あ、開いたわ 」
「倒すと開くのか
よし、行くか」
「ねぇ、私はね今のあなたもいいと思うけど
いつものフランス人みたいな
あなたもいいと思うわ」
「フランス人みたいじゃないフランス人だ
で、戻って欲しいのか?」
「んー、お任せするわ」
「お任せかよ、って置いていくなよ!」
アイル、ビジュークリア
クリア条件アイル「自分の好きな
部分を見つける」
ビジュー「ありのままの
自分で決着をつける」
次回
ついに、夢編最後の2人
タイガー、マジックの夢世界が始まる




