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この世界の設定が雑すぎる  作者: 榊みつば
夢編

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第91話 チェックメイト

ビジュー ループ9

「なぜ、君を倒してから

行かないといけない!」

「それは、お前が探れ」

「意味わかんねぇよ!」

「ふっ、遅い遅い」

「ッ、なら、これでどうだ!」

「全く、昔のヤンチャな

お前はどこにいった?」

「僕の何を知っている!」

「全部さ、昔のお前は堂々と神の力を

出していたのにな」

「なっ!そんなこと」

「それなのに、今のお前と来たら

なんだそのナルシストみたいな性格は

神の力はどこにしまった?」

「そんなものとうの昔に置いてきた!」

「ほう、幼なじみに怖がれたからか?

だから、封じ込めたのか力を」

「それは」

「図星か、やはり神には敵わないな」

「だが、僕だって神なら!」

「お前は、もう神じゃない」

「は?」

「神の力を長いこと封じ込めると

力が無くなるか暴走するかの

どちらかが起こる

お前には力がないと思っていたが

多少の能力があるらしいな」

「それがなんだ」

「お前が、感情任せに力を出すと暴走するぞ

もう、誰も止められなくなる」

「それで、僕を止めた気にでも?」

「いや、それは無いな」

「だったら、諦めな」

「だから、力づくで強引に止める!」

「僕が言っといてなんだけど

君は、止めるつもりじゃなくて

邪魔するつもりだよね?」

「君が止めた気などと言ったくせに

だが、正解だ全力で邪魔をする」

「僕は、逃げる!」

「まっ!」


「僕、逃げ足だけは速いから」

「待て!」

「……だけど、君どこまでも追いかけて

くるつもりでしょ」

「その通りだ」

「それは、ちょっと面倒だな

だったら、望み通りここでぶちのめす」

「楽しみだぁ」

「君が思ってるような戦い方

ではないとは思うが」

「それは、どういう意味だい?」

「チェスは、情報ゲームだからな」

「ほう、チェスか」

「そう、僕の能力はチェスさ」


「チェスは、計算と理論が9割

僕だって、君のことを完全に

忘れたわけじゃない

君は、計算が苦手だったな」

「それが、勝てる自信に繋がることか?」

「いや、違うね」

「お前は、昔もそうだったな

謎の自信だけはあったな」

「そんな無駄口叩いててもいいのか?

僕の駒は動き出している」

「なに!?」

「ルークは、まっすぐナイトはL字型に

ビショップは、ナナメ

そして、王は僕」

「なら、わかりやすい

お前を取れば勝ち!」

「僕を取る?チェスは

王を取るゲームじゃないぞ」

「何を意味わからんことを!」

「ビショップを動かし相手のターン」

「貰った!」

「隠してたクイーンを一気に前に出し

ルークで攻める!」

「なっ、駒が周りに」

「残念、自分から敵の有利な

方向に動かしちゃったね」

「だが、逃げ出せば」

「君は、動けないよ」

「なぜだ!」

「君は、動かせる駒がないからさ

つまり、戦力がないということ」

「私は、王だ王ならなんでも」

「自身の王の駒じゃ

チェックメイトできないよ

だがら、僕はルークを使う

君の後ろにルークを

置けばチェックメイト僕の勝ち」

「クッソ!」

「僕は、アイルを助けに行くよ」

「……」

「お見送りはしてくれないんだね」

「自分をボコボコにしたやつに

お見送りなんかしたくもねぇ」

「そっか、まぁいつか会えたらいいね」

「会いたくもない」

「で、僕が君をボコボコに

しないといけない理由は?」

「だから、言っただろ自分で探れ」

「わかったよ」

「お前、まさかそのピエロみたいな

格好で行くのか?」

「うん、これが今の僕だからね」

「やっぱ、変だなお前は」

「君に言われたくはないかな」


カチ、ループ数9 HP 75


次回

アイル、ビジューの夢は終わりへと進む

テーマが同じ2人だがクリア条件は……

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