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この世界の設定が雑すぎる  作者: 榊みつば
夢編

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90/106

第90話 神の力

アイル ループ7

「ちょ、ちょっと何よ

巨大なスクリーンなんか出して」

「あんたが、全然自分で

思い出そうとしないから!」

「いやぁぁぁ!それは

潰れちゃーう!うわぁ」

「チッ!」

「な、なんで暴走し始めたの!?

急展開すぎよ!」

「待てー!」

「過去の私ってこんなに

怖かったかしらー!?

いやぁぁぁぁぁぁぁ!」

「こら!逃げるな!」

「とと、とにかく、捕まったらやばそうね

多分、追いつかれたらあのスクリーンで

潰されるわあれ、重そうだし硬そう

スクリーンって言うよりも巨大テレビね

って、そんなこと言ってる

場合じゃなーい!」


「逃げるなー!自分の気持ちから

逃げるなー!」

「あなたから逃げるのよ!」

「今の本心を言えー!」

「今は、早くあなたが止まってよ!」

「違う!過去の自分で好きな部分だ!」

「本心じゃないのー!?」

「さぁ!早く言え!」

「なんで、なんでそんなに必死になって

……必死?私、最近一つのことに必死になったかしら?

そういえば、昔は」

「あーも!ちょこまかちょこまかとめんどくさい!

おおりゃ!」

「え、ぎゃゃゃゃゃゃゃゃゃ!

巨大テレビが飛んでくるー!」

ドン!


ループ8

「……あれ?なんともない」

「あんたらはここじゃすぐに回復するんだよ

次のループになれば」

「……それは、ちょっと便利ね」

「で、いい加減気づいた?

自分の好きなところ」

「……ねぇ、勝負しましょう」

「はぁ?勝負?」

「そうよ、そんなに真剣なら

私も真剣になってあげるわ」

「……そういうこと、面白い!」

「なら、決まりね」

「さぁ、行くよ

おりゃ!」

「遅いわ」

「なっ、避けた」

「私、これでも成長はしてるのよ」

「ふん!でも、ここは全部が壁だけど」

「それが、好都合なのよ

ボコボコだけどね」

「なら、世界をリセットしよう」


カチ、ループ数8 HP85


ビジュー ループ 7

「お前は、守護神では無いのか?」

「人々は私の事を邪神と呼ぶ」

「で、その邪神の姿になってどうすんだよ」

「私の能力は知ってるだろう」

「あぁ、この世界

人の夢を操る能力だろ」

「正解」

「それが、どうした」

「そして、この世界は私の威力によって

全ての状況が変わる」

「どういうことだ?」

「お前にも分かりやすく言ってやろう

つまり、お前自身も危ないが

今、同じ状況私の分身を目の前にしてる

アイルの身も危ないということだ」

「貴様!」

「なんだなんだ、急に本気になるじゃないか

まさか、あの女が好きなのか?」

「いや……違う!」

「ほう、否定するのか」

「もし、僕と同じように苦しんでるなら

見捨てられないだけだ!」

「まぁ、そういうことにしといてやろう

だが、もう手遅れになるかもな」

「何故だ」

「私の分身は時間が経つ事に強くなる

そして、止めることは出来ない」

「くっそ」

「さぁ、どうする!」


ループ8

「どけ!」

「嫌だ」

「言うこと聞け!」

「それは、こっちのセリフだ

ビジュー帰ってこい」

「嫌」

「なぜだ、昔は私にゾッコンだっただろ」

「その言い方はやめろ」

「私の命令は聞いていたのに」

「今は、違う」

「その頃の自分も好きなんだろ?」

「いや、その頃は違うな」

「おや?こんなことしててもいいのかな

私の分身は時間経過で強くなる」

「やば、僕は行くぞ!」

「おっと、まずは私を

倒してから行きなさい」

「チッ、性格まで邪神かよ」


カチ、ループ数8 HP 65

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