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この世界の設定が雑すぎる  作者: 榊みつば
夢編

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87/106

第87話 テーマ

「テーマ八、ミンナガミンナチガウ

トイウワケデハナイ」


「あんたは、醜い」

「誰にも愛されない」

「あんたは」

「あんたは」


「ねぇ、いつまで自分を偽るの?」


ゴーン、ゴーン

カチ、アイルの夢世界

テーマ「素顔をさらけ出すことの抵抗」


ループ1

「もう、もう、やめてよ!」

「なんで?」

「あなたは、私じゃない」

「あたしだよ?あんたはあんた

何も変わらないじゃない」

「違う!もう、私に付きまとわないで」

「付きまとうよ、だってあたしは

昔のアイルなんだからさ」


「昔は、昔でしょ今は違う」

「いつから、隠すようになったの?」

「分からないわ」

「アイドル始めたから?」

「そうかもしれない、けど

私は、ずっと変わりたかった

いいじゃない、それで

みんなに愛されてるんだから」

「え?何?愛されてると

思ってんの?本気で?」

「だって、あの景色を見たら」

「あれは、あんた自身を愛してない

あんたが作り続けた偽物を愛してんの」

「ほんとに、ひねくれてるわね」

「それが、あんたじゃない

陽キャみたいに振舞ってみんなに

優しくしてるフリして

心の中では、相手を見下してる

それが、あんたじゃない」

「うるさいわね!」

「あれ?怒っちゃった?

でも、事実だから」

「消えて!消えてちょうだい!」

「いいよ、消えてあげる

だけど、すぐ出てくるよ」


ループ2

「ほら、すぐ出てきたよ」

「早いのよ!」

「もう、何?偽物の人格を作ったら

うるさくなるの?」

「いちいち、一言が余計なのよ」

「それが、あんたなのに否定するわけ?」

「いいから、私の前から消えてちょうだい」

「ほんとに消えたら

あんたは、ここから出られなくなるよ」

「何を言っているのか意味がわからないわ」

「そのまんまだよ、ここが

どこかも知らないくせに」

「それは、あなたが教えて

くれないからでしょ!」

「だって、聞いてこなかったから」

「ほんっと、ムカつく!」

「そんなにイライラしないの」

「あなたが悪いんでしょ!」

「あたしが悪い?あたしは、あんただよ!

全部、自分が悪いんじゃん!」

「そ、そんなわけないじゃない!」

「あら、忘れちゃってるようだから

教えてあげる

楽しみにしてなさい」


カチ、ループ数2 HP 95


ゴーン、ゴーン


カチ、ビジューの夢世界

テーマ「素顔をさらけ出すことの抵抗」


「……なんで、僕なの!?」

「アレ?ユメセカイッテワカリマシタ?」

「わかるよ!そりゃ」

「ナゼデショウカ」

「君と同じポジションの人だからね」

「ア、ソウデシタネ」

「君、冷たいよね」

「ソウデスカ?」

「ロボットみたいだから?」

「ドウデショウ」

「いや、いいや考えても分からない気がする

それに、僕には恐怖なんてないから」

「アリマスヨネ」

「何も無いよ」

「ソノ、フランスジン」

「ウィ!僕は、フランス人だからね今は」

「モトノアナタハドコニイッタ?」

「人間は、変わるものだよ」

「アナタトアイルハチガウ」

「わお、アイルもいるのかい?」

「オナジダカラ」

「よく分からないけど

アイルには手を出してないよね?」

「ナンデキク?」

「なんでって、一応知り合いというか」

「ワタシタチハ、テキ

ユウシヤタチトハチガウ」

「確かに、そうだけど」

「キミハ、カワッタ」


ループ2

「キミハ、チガウ

ワタシのシッテルビジュージャナイ」

「また、その話?

僕も変わるんだよ」

「ダカラ、カワッタ」

「君ってやっぱりちょっと馬鹿だよね」

「ストレート」

「てか、なんで僕が?

勇者チームじゃないのに」

「ニンズウアワセ」

「なるほど、大人の事情ですか」

「ダカラ、ハヤクワタシのシッテル

ビジューニモドッテ」

「悪いけど、断るよ」

「ナゼ?」

「僕は、今の僕が好きだから」

「ムカシノジブンハキライ?」

「うん」

「アイルとオナジ

ジャア、ムカシノジブンハステル?」

「それは、分からないかな」

「……ナラ、チガウ

アイルハ、ムカシノジブンノコトダイキライ

デモ、ビジューハ、スキナブブンモアル」

「僕的には、そう感じないけどね」

「……」

「あれ?攻撃は終わり?」

「デキナイ」

「そりゃそうだよ、だって同じポジションの

仲間だからね」


カチ、ループ数2 HP 100

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