表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
83/84

第83話 徐々になくなっていくもの

ミミカ ループ4

「やっぱり変な感じなの」

「どうしたのぉ?」

「勘が良すぎるのもダメなの

悪夢だってわかってるのに君といると

そう感じないなの」

「そっかぁ、でも、大丈夫だよぉ」

「どうしてなの?」

「だって、もうすぐでその雰囲気も

無くなるんだからぁ」

「そんな急に言われても困るなの」

「だって、嫌だったんだよねぇ?」

「違う、嫌じゃないなの」

「もう遅いよぉ」

「そんな事言わないでなの」

「早くしないと僕っち

いなくなっちゃうよぉ」

「うち、ほんとに1人になるなの?」

「さっきから、そう言ってるでしょ」

「も、もう少し待って欲しいなの」

「ずっと待ってるよぉ」

「そ、それはそうだけどなの」

「いつまで、そうしてるのぉ?

いつになったら、大人になるのぉ?」

「うちは、お酒飲めるし大人なの」

「そういうことじゃないんだけどなぁ

でも、気づいてなきゃ無理かなぁ」

「気、気づくからちゃんと理解するなの」

「……じゃあ、最後に時間をあげるよぉ」

「ありがとうなの」


ループ5

「どう?自分が子どもっぽい

理由わかったぁ?」

「……」

「どうしたのぉ?」

「えっと」

「言いたくないんだねぇ」

「……」

「だから、みんな、離れていったのかなぁ

小さなことでも自分を守ろうと

必死になってぇ

都合の悪いことは言わなくてさぁ」

「そんな、つもりは」

「自分では、つもりじゃなくても

周りからしたらどうかなぁ」

「……」

「君は、昔からそうなんじゃない?

答えがわかっているのに

自分のなにかが崩れるから言わないって

選択ばっかり

取ってきたんじゃないかなぁ?」

「……」

「ほら、今もそうしてるよねぇ」

「ち、違うなの」

「……」

「うちは、みんなのために」

「それは、ただの綺麗事じゃないかなぁ」

「それでも、いいなの」

「そっかぁ」

「ねぇ、早く戻ってなの

さっきみたいになってなの」

「うーん、それはちょっと無理かなぁ」

「どうしてなの?」

「どうしてだと思うぅ?」

「……分からないなの」

「じゃあ、ここから出られないねぇ」

「そんなの嫌なの」

「嫌だと言われてもなぁ」

「……酷いなの」


カチ、ループ数5 HP 60


チャイネ ループ4

「なら、もう1回お店を戻すネ

そうすれば許してくれるネ?」

「……無理だな、手遅れだ」

「手遅れじゃないネ

まだ、可能性はあるネ」

「お前がそう思ってても

現実は、違う甘くはないんだよ」

「そんなことわかってるネ!

それでも、頑張ってみるネ!」

「そんな力お前にはないくせにな

今まで、何度そう言ってきた!

そして、何度失敗した!

そのせいで、俺たちは

色んなものを失ったぞ!」

「ッ!」

「全部、お前のせいだ!

なのにお前は、まだ俺たちから奪うのか!

仲間も!家も!」

「でも、お父さんが自分で

仲間を手放したネ!」

「違う!俺のじゃない、お前自身のだ!」

「私には、いるネ!」

「そうか?ここには、あのアイドルのやつ

しかいなかっただろしかも、今はいない」

「そんな、こと」

「周りをよく見てみろよ」

「……アイル?アイル?どこネ!」

「あいつは、もうずっといないぞ」

「酷い……酷い、ネ」

「また、その言葉か

この世界では通用しない言葉だと言うのに」


ループ5

「アイル、ごめんねちゃんと私が

売らないって決めれてたら良かったネ

そうすれば、アイルは

いなくならなかったネ」

「……後悔か?」

「後悔することもダメネ?」

「いや、ダメでは無いが

無駄だということはわかっているのか?」

「そんなこと、知らないネ」

「知らない、かそんな戯言を言えるのも今だけだな

次からは、後悔もできない

程の悪夢が来るぞ」

「まだ、来るのネ」

「あぁ、終わらないからな」

「じゃあ、いつになったら終わるネ」

「それは、分からないな」

「一生このままネ?」

「それも、分からないな」

「じゃあ、何ならわかるネ!」

「わかることそれはひとつ

この悪夢を終わらせるのは、お前だ」

「私が終わらせるネ?」

「そうだ、お前がいちばん

恐れているのはなんだ

仲間が居場所が無くなることか?

それとも、自分が犠牲になることか?」

「えっと」

「時間は、もうないぞ」


カチ、ループ数5 HP 55

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ