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第82話 どこか違う悪夢

ミミカ ループ2

「どうしてそんなに一人で行きたいなの!」

「さっきからずっと言ってるよぉ!

ミミカは、どうしてそんなに

反対するのぉ!」

「だって、ずっと1人だったから

うちの性格は良く言えば明るい

悪く言えば能天気って言われるなの

いつからか、みんないなくなってたなの

みんな、口を揃えていうなの

うちといると疲れるって

だから、うちはみんなに迷惑を

かけないように

これ以上嫌われないように気をつけてたなの

そしたら、気づいた時にはひとりぼっちに

なってたなの」

「でも、1人を経験してるなら大丈夫だよぉ」

「違うなの!ユウシヤと出会って

ユルカやみんなと

出会ってからずっと楽しくて嬉しかったなの

それから、一人でいることが怖いなの」

「ミミカァ?」

「うちだって、わかってるなの

いつかは、1人になるってこと

だけど、そう考えると怖いなの」

「じゃあ、今から克服しようよぉ」

「……無理だと思うなの」

「なんでぇ?」

「自分だからわかるなの

私は、昔から弱虫なの」


カチ、ループ3

「何回やるなの?」

「うーん、わかんないかなぁ」

「ループしてるなの」

「あれぇ?気づくの早いねぇ」

「うちは、勘がいいなの」

「そっかぁ、隠しても無駄だったんだねぇ」

「ねぇ、夢世界の人も

現実と変わらない性格なの?」

「うーん、変わる人は変わるみたいだよぉ」

「じゃあ、ユルカは変わらないなの」

「そうなのぉ?」

「ユルカは、どこに行ってもお人好しで

よく分からないなの」

「どういうことぉ?」

「どうして説得してるなの?

夢なんだから突き放せばいいなの」

「確かに、悪夢だしそうなんだけどねぇ

なんだか、僕っちは嫌なんだぁ」

「……やっぱり、よく分からないなの」


カチ、ループ数3 HP 75


チャイネ ループ2

「チャイネ、いい加減にしないか」

「どうして、私ばっかりネ」

「何度も言わせるな、お前がこの家の時期

トップだからだ」

「なりたくないって言ったらどうなるネ」

「お前が、この世界から消えるかもな」

「そ、それも嫌だネ

だって、そうなったらみんなと

会えなくなるネ」

「その通りだ」

「絶対いやネ」

「だが、選ぶしかない

このアイドルを売ってお前はトップとなるか

お前が売られるか」

「……」

「チャイネなら、正しい答えを出せるわ」

「……き、決められないネ

どっちも、怖いしいやネ」

「チッ、度胸のないやつが」

「ッ!」

「だから、お前はいつまでたっても

変わらないんだよ

昔から、優柔不断で1人で

決断できないままだ」


ループ3

「それで、決断はできたのか?」

「でも、どっちも嫌ネ」

「やはり、何度やってもダメか

いつまで経ってもひとりで

決断が出来ないか」

「だけど、今は決断したことあるネ」

「あれが、できたというのか?」

「私的にはいい判断だったネ

初めてユウシヤたちに会った時から

このまま、お店にいるよりも

冒険がしたいと思った

だから、ごちゃまぜの世界に行ったネ」

「店が消えたと言うのに?」

「消えた、ネ?」

「そうだ、お前があそこから離れたせいで

俺の店は潰れたんだ」

「で、でも、ちゃんと結界を張って

誰にもはいられないようにしてたネ」

「お前の結界が完璧だと思うか?」

「……」

「お前が、変わらない限り

このアイドルは一生売り飛ばされるぞ」

「どうしてネ」

「さぁ、どうしてだろうな」

「酷いネ」

「酷いだぁ?昔からそうだったろ

俺たち家族は!」

「……」

「今回も、お前の負けだな」


カチ、ループ数3 HP65

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