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第81話 試練の始まり

「ユメセカイノヒトハマナブ

ダレトダレガナカイイノカドンナコトバガ

コウカテキナノカ」


ゴーン、ゴーン


カチ、ミミカの夢世界

テーマ「一人で旅に出ることへの拒絶」

HP=恐怖度


「あれ?ここどこなの」

「ミミカァ」

「あ、ユルカ!みんな、いないなの」

「だって、僕っちたちだけだよぉ」

「何がなの?」

「旅に出てないのが僕っちとミミカだけぇ

みんな、それぞれの旅に出てるよぉ」

「じゃあ、2人で旅しようなの!」

「でも、僕っちとミミカの目的は違うよぉ」

「どうにかできないなの?」

「どうして、そんなに一緒にいたいのぉ?」

「だって、1人は嫌いなの

寂しいなの!つまらないなの!」

「僕っちは一人で旅してみたいなぁ」

「なんでなの」

「もっと世界知れるし成長出来るからぁ」

「2人でも、できるなの」

「どうかなぁ、同じ人と同じ日々を

過ごすのは成長に繋がるのかなぁ」

「それは、分からないなの

同じ人でも同じ日々じゃないなの」

「ミミカもそろそろ1人に慣れないとだよぉ」

「嫌だって言っても無理なの?」

「そうだねぇ」

「……」


ループ 1

「ミミカは、いつまで僕っちと

一緒にいるのぉ?」

「え、分からないなの」

「どこか行きたい所ないのぉ?」

「あると思うなの」

「じゃあ、そろそろお別れだねぇ」

「一緒に行けばいいな」

「それが、できないんだよぉ」

「なんでなの」

「世界が違うからだよぉ 」

「世界が違う?」

「この世界じゃないところに僕っちは

行くんだよぉ

ミミカもそうだよねぇ」

「うちは、決めてないなの」

「早く決めた方がいいよぉ」

「うちは、ユルカと一緒にいたいなの

それじゃダメなの?」

「ダメって言ってるよねぇ」

「……」

「黙り込んでもだめだよぉ」

「うち、勇気出ないなの」

「じゃあ、なんにもできないねぇ」


カチ、ループ数1 HP 80


ゴーン、ゴーン

カチ、チャイネの夢世界

テーマ「家族の束縛からの解放」HP= 勇気


「変なところネ」

「次は、誰を買うんだ?」

「お父さんの声がするネ」

「そうね、あの子はどうかしら?

ほら、アイドルの」

「あぁ、あの子か確かに可愛いし

高値が付くかもな」

「いい考えでしょ」

「今度は、誰を買うつもりネ」

「次は、私だわ」

「あ、アイルもいたネ」

「買われたら私はどうなるの?」

「どういう意味ネ」

「次の商品は私ってことよ」

「そんなことないネ」

「でも、さっきアイドルの子って

言ってたわよ」

「それは、別の人ネ」

「あら、そう思うの?」

「アイルは商品じゃないネ」

「これを見てもそう言えるかしら?」

「これは、なんでもってるネ」

「貰ったのよ商品の証として」

「違う、違うネ」

「おお、チャイネか」

「ほら、そのこをお母さん達に

渡しなさい」

「嫌だネ」

「こら、代々伝わる伝統を破るな」

「で、伝統だとしてもネ」

「そんなこと許さないぞ!」

「ひっ!」

「俺たちは、マフィアだろ」

「そうよ、マフィアとしての

自覚を持ちなさい

次のトップはあなたなのよチャイネ」

「そ、そんなの」

「責任感を持て」

「……」

「チャイネは、私を売り飛ばすの?」

「ア、アイル……ごめんネ」

「そっか、私たちの友情は

その程度だったのね」

「そんなことないネ」

「もう、遅いわよ」


ループ1

「また、ここに来たネ」

「チャイネ、今度こそ私を売り飛ばすのを

止めてくれるわよね」

「が、頑張ってみるネ」

「お願いね」

「お、お父さん話があるネ」

「なんだ」

「あ、アイルを買って売り飛ばすのを

やめて欲しいネ」

「なんだ、またそんなことか

できないことぐらいわかるだろ」

「でも、アイルは私にとって大切な友達」

「だから、言ったんだ

あれほど友達は作るなと」

「ッ!」

「友情など、何の役にも立たない」

「そんなことない」

「あるだろ、お前は今まで友達を作って

上手くいったことはあったか?」

「……」

「何か成功したことは?」

「……」

「なんにも出てこないだろ

お前は、マフィアとしてこの家を継ぐことが

役目なんだよ」

「……」

「分かったら、さっさとあの女に言ってこい

交渉は失敗したと」

「……わ、わかったネ」


「アイル聞いて欲しいネ」

「どうだったの?」

「……無理、だったネ

お父さんに逆らうと怖いことが起こるネ」

「そっか、じゃあ、しょうがないね

今までありがとうチャイネ」

「……」


カチ、ループ数1 HP 70

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