第64話 未来
「ゲームはどんなのをするんだい?」
「ここは、どんな世界だ?」
「過去の世界?」
「いや、全体を通してだ
お前らが今まで通ってきた世界も含めて」
「えーと、ごちゃまぜの世界?」
「そうだ、この先もごちゃまぜが続く
その世界で協力し合い出ることが
クリア条件だ」
「なら、簡単じゃないか」
「そうか?これから、お前のことを
暴露するぞ」
「それは、やめてくれないかい?」
「いや、無理だな」
「君には、人の心がないのかい?」
「俺は、人じゃないからな
お前だってそうだろ」
「どういうことだい?」
「お前は、作られた存在なんだよ
いわば都合のいい存在
別のやつが主人公だった予定がボツになり
お前が急遽作られた
だから、背景がない」
「じゃあ、その主人公だった
人は誰なんだい?」
「進めばわかる」
「それじゃ、何も情報がないじゃないか」
「そうだ、お前には情報がない
そして、記憶能力もない
だから、この冒険が終われば全て無かったことになる」
「無かったこと」
「そう、仲間のことも世界のことも
楽しかった思い出など全て無くなる
そして、お前の存在そのものが無くなる」
「でも、プレイしてくれる人がいるだろ!」
「いるといいな」
「どういうことだ!」
「こんな、ゲーム誰もプレイしないだろ」
「分からないだろ!」
「わかる」
「なぜだ!」
「僕は、未来のユウシヤだから」
「姿が僕になった」
「どう?ユウシヤこの姿を見て
ボロボロでしょ、僕は捨てられるんだ
タイガーたちは、人気が出て
他の作品にも出る
でも、君は違う」
「……」
「君は、都合のいいだけの存在
この世界が終われば君は消える」
「そんなことない」
「まだ、諦めないの?」
「だって、終わってない」
「今はな」
「ずっと続く」
「いや、終わりはすぐそばにある」
「僕には、分からない」
「じゃあ、今すぐ分からせてやろう」
「やめて!」
「……なぜ」
「君は、ここで僕の未来を言って
仲を悪くさせようとしてるんでしょ
でもね、僕たちはどんな事が
あっても離れないよ
僕が許さないから」
「だが、いつかは」
「そのいつかは来ることくらい知ってる
けど、それは今じゃない
先のことなんて分からない
だから、深く考えない」
「だとしても、少しくらいは」
「未来の僕は悲しんでるんだね捨てられて」
「そんなこと!」
「だったら、どうして僕に
考えさせようとするの?」
「お前らの、邪魔を」
「ほんとに?」
「……」
「僕は、大丈夫消えても」
「どうして」
「絶対に未来がないとは限らないから」
「意味がわからない」
「簡単に言えば、今を過去にすればいい
そうすれば、背景ができる」
「そんなことできるわけ」
「やってみないと分からないよ
それに、僕は、今ここにいるから」
「……このままゲームを続けても
変わらなそうだな僕の負けだよ」
「いや、まだ分からないよ」
「なんで」
「僕の未来が確実にあるとは限らないからね
じゃあ、こうしよう未来がなくて
僕が消えたら君の勝ち
未来ができて僕が
消えなかったから僕の勝ち」
「どうして、そうするんだよ」
「だって、ゲームは続けたいじゃん
それに、君の目に光が出ているから」
「は?そんなわけ」
「少しは、期待してたんでしょ」
「……うるさいなぁ!もう帰る!」
「またね」
「絶対に!絶対、僕に負けたと言わせろよ」
「わかった、未来の僕に負けたと言わせる」
「……いい結果を期待してるよ
準備が出来たならさっさと
次の世界へ行け!」
「おい、ユウシヤ大丈夫か?」
「タイガー、僕と一緒に冒険してくれる?」
「何を言ってるんだよ、当たり前だろ!」
「そうですよ!私、このパーティー
じゃないと嫌です」
「僕っちだってぇ、死んでも離れないよぉ」
「それは、怖いわね
でも、そのくらいの気持ちでいるわよ」
「そうなの!楽しい思い出
いっぱい作るなの」
「どんなに忘れようとしても
忘れられない思い出ネ」
「みんな、ありがとう」
「さぁ、行くぞ!」
「うん、行こう!
次の世界へ!」
なんだか、絆がより深くなりましたね
あ、ナレです
まさか、皆さんにあんな過去があったなんて
1人は、違いますけど
私もびっくりですよ
そこで、私も考えてみたんです
自分の過去
そしたらですね
まさかの、私
自分の過去知らないんです
これは、ナレーションも
何かありそうなのでは?
と、言うわけで
次の世界はどんなところなんでしょうか
お楽しみに〜




