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この世界の設定が雑すぎる  作者: 榊みつば
ごちゃまぜ編
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63/69

第63話 過去の罪

「わかってるよな」

「俺だろ」

「そうだ、お前どこまで察してた?」

「何がだ?」

「自分の過去のこと」

「とりあえず、影だってこと

そして、その理由もだな」

「さすがは、元リーダー」

「で、俺の試練はなんだよ

白状か?それとも、戦闘か?」

「白状とお前の仲間たちの

怨念を晴らしてもらう」

「怨念だぁ?」

「知ってるか、お前の元仲間は

全員死んだことを」

「……は?」

「お前が、いなくなってからすぐだったなぁ

戻ってきてくれと頼まれた

お前は無視を続けた

そして、仲間たちは力尽きた」

「嘘だ」

「嘘じゃない、全部お前が

いなくなったのが原因だ」

「俺は」

「なんだ?言い訳か?」

「違う」

「じゃあ、なんだ」

「……なんでもない」

「ほう、怖気付いたか」

「違う」

「なら、白状しろ

なぜ、お前はパーティーを抜けた」

「俺は、アイツらとは合わなかった

俺の能力でアイツらの足を引っ張った

次第に、アイツらだけで

楽しそうにやっていた

だから、俺は抜けた」

「だが、死んだ」

「それは」

「まぁいい、白状はそのくらいで

さぁ、怨念を晴らせこいつらのな!」


「みんな」

「ねぇ、どうして出ていったの?」

「僕たちを置いていったの?」

「タイガーのせいでみんな死んだよ」

「俺は、知らなかった」

「そうだよな、だって無視してたもんな

俺たちが助けを求めても無視だったもんな」

「……」

「なんだ?都合が悪くなったら

だんまりか?」

「……どんな言葉をかければ

お前らの怨念が晴れるのか分からねぇが

今、すげぇ後悔してる」

「へぇ」

「あの時の、喧嘩で飛び出して

ガキみたいに意地張って

何度も思った」

「何を?」

「お前らに会いに行こうって

だけど、勇気が出なかった

どんな顔で会えばいいか分からなかった

ほんとに、ごめん

怨念が晴れることはないよな

わかってるけどよ」

「けど?」

「お前らを忘れたことは一度もない!」

「そうかよ」

「俺のことは恨み続けてもいい

けど、地獄には落ちないでくれよ」

「でた、タイガーの地獄、天国話」

「俺らさ意味わかってないんだけど」

「とにかく、自分の心を自分で

黒く汚さないでくれよってことだ」

「それは、どうだろうね」

「いいから聞け!」

「!?」

「その分、俺が地獄に行く

お前らが今まで経験した地獄を

俺が全部横取りする

だから、笑っててくれよ怨念なんて

晴らしてくれよ

昔のお前らみたいにずっと笑顔でいてくれ」

「……」

「昔から変わらないんだねタイガーは」

「俺らといた頃と」

「今も、みんなを笑顔にしてるんだ

僕らにしてくれたように」

「ありがとうな」

「あんたが、笑ってるなら大丈夫だね」

「僕たちのこと忘れないでね」

「忘れるもんか」


「チッ!なんだよ、成功しちまったか」

「どうだ!これが、俺たちの、力だ」

「へいへい、仲良しごっこが

できて良かったですね

俺は、帰りますよ」


「……ふん」

「タイガーが泣いてるの珍しいなの」

「俺だって、人間だ」

「まさか、タイガーさんにそんな過去が」

「4人パーティーだった

俺だったみたいだな避けてたのは」

「でも、今ちゃんと言えたでしょ

タイガーの気持ち」

「……ユウシヤの言う通りだな」

「よし、これで終わりね

早く次の世界に行きましょ」

「でも、扉がないネ」

「え?嘘よ」

「嘘じゃないよぉ」

「本当ですね」

「まだ、何かあるってことなの?」


「そう!最後は、ユウシヤ!」

「でも、過去は6個しかなかったわ」

「ユウシヤには、過去がないからな」

「でも、初期がいたなの」

「初期と過去は関係ない」

「いいよ、僕は主人公

なんだから受けて立つよ」

「おお、まだ主人公と言っているのか

本当の主人公じゃないくせに」

「え、どういうことなの」

「ユウシヤが主人公じゃないだと」

「ねぇ、ユウシヤどういうことよ」

「僕にも分からないんだ」

「さぁ!楽しいゲームの始まりだ」


ナレーション!です!

ちなみに、ユウシヤは檻から出てます

いつの間にか静かに出てたみたいですね

だが、誰も気づいてません

なぜって?

それは、ユウシヤが檻にいること自体を

みんなが忘れてたから

気づきました?

ユルカだけなんです

檻に入っているユウシヤをいじったのは

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