第103話 変わり続ける
ループ7
「ギョルギョル」
「だ、だいぶ慣れてきましたけど
どこまで後どのくらい進めば
ゴールなのでしょうか
ゴールがあるようには見えないです
それに、なんだか」
「ギョル」
「ギョルギョル」
「ギョギョギョル」
「……増えてませんか?敵」
「ギョル」
「1体 」
「ギョルギョルギョル」
「2体」
「ギョルルギョルル」
「3体、4、5、6……12
いすぎじゃないですか?
段々と難しくなってきている
ステージ制みたいになってるのでしょうか
どんなに敵が増えても進み方は変わりません
って、言ってもこれは多すぎですよ」
「ギョルルギョルル」
「ひっ、こっちに来てますよね
いや、大丈夫音さえ立てなければ」
「ギョルギョルギョルル」
「……!!」
「ギョル」
「ギョルギョル!!」
「ギョーーーール!!!!」
バシャーン!バシャンバシャン
「喧嘩?今のうちに」
パシャパシャ
「やっぱり、こうやって歩けるの楽です
もう、ずっとちょっと遠くで
喧嘩してて欲しいです」
パシャパシャ
「ギョル」
「バレ、た」
「ギョルルルル!!」
「ギョルーー!」
「奇跡……これほど喧嘩してて
ありがとうって思ったことないです」
「ギョルル!」
「え?」
バジャン!!
ループ8
「なぜ、あの個体はわかったのでしょうか
モンスターの足音の方が大きかったはず
匂いも今までと変わらない
それに、死んだら持ち物も
リセットなんですね……
あの塊頑張って集めたんですけどね
敵の数も増えた
つまり、私が不利な状況になってしまった」
「ギョルル!」
「……これはどうしましょう
私の周りをずっと敵が2体うろついている
それに、ここは正方形の箱みたいに
なっていそうです
先程歩いて周りが壁だった
はぁ……もうどうすればいいんでしょうか」
ゴン
「痛、これは……」
ガチャガチャ
「ドアノブ……ドアだ!」
「ギョル」
「やばい」
「ギョルギョルギョル」
「……」
「ギョル」
「か、間一髪……ここにドア
があることがわかった
でも、開かないってことはどこかに鍵が」
クシャ
「手元に紙?うわ、びちゃびちゃ
なにかが書いてあるえっと
この部屋のどこかに鍵がある探せ
……デスゲームかなにかですか?
とにかくここから出るには鍵を見つける
きっと、鍵は地面のどこかにある」
「ギョル」
「今なら行ける」
「ギョル」
ビシャン
「ギョ」
「……よし、行けましたある
程度距離があれば
気づかれないみたいですね
それなら、案外クリア出来ちゃうかも
私、タイミングを掴むのは
上手みたいなので」
バシャーン
「あがっ!」
カチ、ループ数8 HP 50




