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ステージ1-1 チュートリアル!

まだゲームシステムの説明回です。

3話「ステージ1-2」から仲間が登場します。


6話「ステージ1-4」から少しずつ逆ハー要素が出始め、

8話「ステージ2-3 誰と組む??」から一気に逆ハー要素が濃くなります

―「ワンダーグラウンドオンライン」の世界へようこそ。

 まずはあなたの名前を決めましょう―


名前は「ルリ」にしようかな。

理由は単純。瑠璃色が好きだから。

私が「ルリ」と言うと、名前入力欄に『ルリ』と表示された。



ー 一度名前を決定すると変更できません。よろしいですかー

 「はい」と言うとカーソルが決定ボタンまで動いたので机をタップした。

 なんだか机を軽く指でトントンするの癖になりそう…!


─次にあなたの姿を決めてください。

 アバターの姿はいつでも変更可能です─

 

画面に下着姿の女の子のアバターが映し出された。

あれ?男か女か選べないの?と疑問に思っていると

画面右下に「!」が出ていたので手を動かしタップしてみた。



―アバターの性別はお申し込みいただいた性別となっております。

 当選後に入力していただいた個人情報は本人確認済みです。

 当ゲームはアカウントの譲渡、

 複数アカウントの所持を禁止しております。

 そのような行為を見つけた場合、

 また悪質なプレイや迷惑行為を確認した場合は

 永久BANの対応を取らせていただきます―


ああ、そう言えば、βテストの抽選申し込みの時に

性別を選択する画面があった。


βテスト当選者には本人確認をお願いするメールが送られてきた。

抽選時に決めておいたログインIDとパスワードを入れると、

当選者専用の入力画面となりそこで再び氏名、住所、性別、年齢を記入し、

新たに顔つきの証明書の画像を送付する項目があり、画像を添付した。


ゲームにそこまで必要なの? と思ったのだが、

まずβテスト抽選時に入力した個人情報(氏名、住所、性別、年齢等)が

国が把握している情報と概ね違っていないことが当選する条件だったようだ。

今までにないVR型MMORPGということで国や警察と連携して、

VRが人に与える影響とか何かデータを集めていたり、

犯罪を未然に防ごうとしているのかもしれない。


無料ゲームだと荒れがちでよく民度が低いと聞くが、

このゲームは本作リリース後は有料になるし、

個人情報も絡んでいるので悪質なプレイヤーはすぐに特定されてしまうので、

治安は良くなりそうである。


当落の日のDexは荒れていた。

※Dex(公式が情報を載せたり個人がつぶやいたりするアプリ)

抽選に申し込んだ人は、なんと推定450万人もいたらしい。

βテストは日本だけなのですごい人数である。

そのうち当選者は50万人ほどだとネットニュースで読んだ。


50万人もの付属品を無料提供するなんて、

さすがにゲーム会社だけでできるとは考えにくいので、

やっぱり国がなんらかのデータを集めるために税金が投下されたように思う。

どうやら、抽選時に性別を偽った人は軒並み抽選に外れているようだった。

私はただただゲームがやりたい一心で個人情報を入力し、

女の所にチェックを入れていたのだった。

偽らなくて良かったー。


βテストに当選した人がその後の入力で

個人情報を偽ったりした事例が数万件発生したらしいが、

その人たちには付属品は送られなかったようだ。

本人確認完了後、順次付属品を発送するようになっていたようである。



うーん…女の子のアバターのままでもかわいいんだけど

アバターの姿はいつでも変更可能みたいだし

せっかくなら自分好みの男キャラでプレイしたいな。

かっこいいのがいい!


それに前のゲームで支援職(女)やってた時、

初期の頃変なプレイヤーに絡まれたりして困った時期があったし。

このゲームはそういうのがないといいな。

少なくとも男の姿なら大丈夫かなって!


よし!好みの髪型、目の色、肌の色、体格を選択し、

画面中央の決定ボタンをタップした。



ー次に職業をお選びくださいー

 なお職業はいつでも変更可能ですが、

 その場合レベル、スキル、ステータスはすべて初期値に戻ります。

 同じ職業内でしたら、スキル、ステータスはアイテム”味変の香辛料”を使うと

 いつでも変更することが可能です。

 ゲーム内のお店で1,000,000リルで購入できます。

 リルはこの世界の通貨です。ー


なるほど、職を変えるとまたやり直しなわけね。

同じ職業のままならステータスやスキルが振り直せるのはすごくいいな!

試しに気になるスキルを覚えてみるとか、

ステータスを色々振って違いを楽しんでみたりとか、

ダンジョンに合わせて変えたりするのもよさそう!

その度に"味変の香辛料"というアイテムを買わないといけないみたいけど....。


まぁ、もちろん私は聖職者です!

だって支援がやりたくて申し込んだんだし!


ー選んだ職業の服装は男用、女用のどちらも着る事ができます。

 服装はいつでも変更可能です。

 またデフォルトの服から変更する場合はゲーム内通貨を使い、

 露店やお店で購入してください。

 本作リリース後はプレイヤーがデザインした衣装を着る事が可能になります。

 作成した衣装は露店や衣料品店に出店して売ることができます。

 各プレイヤー、ゲーム開始時に3000リルをお配りしています。

 こちらを使い、今服装を購入することも可能です。ー


服は…聖職者(男)の服装は…。

うん。とりあえずデフォルトの服装でいいかな。

あとで気分が変わったら服を買おう。


そして、目は淡い青、髪は水色でウルフカット、目つきは優しい、

身長は平均くらいの聖職者(男)が出来上がった。

めっちゃ私好み!!!!

かっこいい!!!かわいい!!


ーこちらでよろしいですかー

の問いに、いいえの方など見ずにすぐさま「はい!!」と答えた。


カーソルが「はい」まで動いたので決定ボタンを押した。


―ゲームにログインする時は「ダイブ」

ログアウトする時は「イグジット」と発言してください。ー




「ダイブ!!!」




ーそれでは「ワンダーグラウンドオンライン」の世界をお楽しみくださいー




ーブワンー

という音が鳴り、目の前に綺麗な草原が広がっていた。

「わぁ!すごい!!」

思わず声が出た。私の上に横長の吹き出しが表示され、

言った言葉が文字となり表示された。


ふと見ると画面の上に黄色の星マークがついている。

触ってみると…


ーただいまチュートリアル中です。

 イベント中は討伐、採取などイベントごとに星の色が変わります。

 ミッションの確認や目的を思い出す時に押してください。

 またこのゲームはリアルタイムとなっています。

 朝、昼、夜にしか起きないイベントもあります。

 様々な時間でログインしてみてください。ー



おおー便利。

ミッション中なのに、つい寄り道しちゃって

何するか忘れちゃう事あるもんねー。助かる。

リアルタイムかー。

時間で違うイベントがあるなんて、色々楽しめそう!


ーまずは王都「オルセリア」へ向かいましょう。

 利き手の人差し指の上に中指を重ねまっすぐ伸ばし机等を触ってください。

 移動することができます。止まりたい時は机から指を離してください。

 アングルを変えたいときは利き手ではない方の親指を軸にし、

 人差し指を弧を描くようにスライドさせてくださいー


おお!!進む!!ぐるっと周りが見える!!すごい!!


町には穏やかなBGMが流れていた。

王都「オルセリア」はおとぎ話に出てくるような外壁が白いお城で、

城下町は様々な屋根の色の家が並んでいた。

首都はすごい賑わいだった。

花や装飾品が飾られていてお祭り状態だ。

金曜日の15時から開始なので、まだ仕事の人もいるのにこの人の多さ。

これは夜はもっと人が増えそう。


NPCももちろんいるけど、

どれがNPCかわからないほど人が多い!

みんなβテスターなんだ!!すごい、感動…


個性的なアバター、めっちゃかわいいアバター、

長身でかっこいいアバターなど

細かくアバターの容姿を設定できるので、

同じような姿の人はあまり見かけない。

服も色々あるので組み合わせを楽しむのもよし!


オシャレな人いっぱいだなぁ。

デフォルト衣装の方がかえって目立ってるかも??

私みたいに男装の人もいるんだろうな、あとはその逆も…!

今流行りの男の娘もいるかも!?


向こうのベンチに座っている黒髪ツインテールの女の子かわいい!!

隣の子はクリーム色のふんわりしたロングヘア!

そっちの子も美人で素敵!

もしかして男の娘だったりとか…?なんて考えたり。楽しい!!


そういえば、女で男装してるのはなんていうんだろう。

イケ女ジョとか?


服装は様々だが、職業ごとに特徴があるものを持っているので

誰が何の職業なのかわかりやすい。

騎士は剣、魔導師は杖、商人はトランク、狩人は弓、

聖職者は…手ぶらだったり本だったり。


首都の噴水広場まで歩くと、

芝生に座って看板を立てている人でいっぱいだった。

また画面右上で、黄色い星マークが光っていたので押してみた。


ーこのゲームはソロプレイには向きません。

 3人以上のパーティーを組んでください。

 利き手ではない方の指をくの字に開くとウィンドウが表示されますー


・ステータス ・スキル ・アイテム ・メッセージ ・マップ

・パーティー ・フレンド ・チャット ・ギルド ・説明解説

と色々ある。


ーダンジョンや敵がいるフィールドへ行く前に必ずあらかじめ持っている

 ステータスポイント(20)を割り振りステータスを上げてください。

 スキルポイント(10)を使い、スキルを覚えてください。

 以後、ステータスポイントとスキルポイントはレベルが上がると

 1ポイントもらえますー


おーけーおーけ。

この辺はもう今まで色んなRPGをやってきたから、

まず聖職者に必要なのをパパっと選択しておこう。

ステータスを振り次にスキルのウィンドウを開き

いくつかスキルを習得した。


ー覚えたスキルは利き手で操作するか、

 声でスキル名を言うと発動します。

 各指ごとにスキルを設定することができます。

 また手のしぐさで発動させることも可能で、

 ポーズはプレイヤーが自由に設定できます。

 こちらもいつでも設定変更可能です。ー



へー!じゃあ人差し指を立てたり、

手を広げたりしてスキルを使うこともできるんだ!

本当に魔法を使ってる感じがしそう!!


スキル名を何度も声に出して言うと、

喉が枯れそうだから基本は指操作で発動させようかな。

HP回復技のヒールは当然覚えるとしてー…

あとはステータスアップのスキルと…うん、あとはこれとこれ。

とりあえず簡単に利き手の指それぞれにスキルを設定した。

ちなみにヒールのMAXレベルは5。

初めに2まで上げた。



ーチャットを選択すると自身でチャットルームを作る事ができます。

 パーティーの募集等にお使いください。

 チャット内の会話は入室者にしか見られません。

 パーティーを組むとパーティートークが使えます。

 同じパーティーを組んでる人たちだけで会話を行えます。ー




そっか!あそこで看板を立てて座っている人は

チャットでパーティーを募集してるんだ!

騎士募集の看板、魔導師パーティー募集の看板、

聖職者募集‼(ただし女に限る!)の看板……。


うーん…どこかに入るよりここに座ってのんびりパーティー募集しようかな。

左手をくの字にし、ウィンドウを開いて「チャット」を選択し、そして


【一緒に冒険しませんか!職不問!誰でも!!】


という看板を立てるとチャットルーム画面が表示された。

いっぱい看板立ってるし、すぐに人がこないかもしれないしお茶でも取ってこよう。

”座る”は…と…利き手をペタっと机に置くと座れるみたい。

私は看板を立てたまま、少し離席した。


エアコンが効いてる部屋でもしっかり水分補給しなくちゃね。


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