ステージ2-6 フレンド登録をしよう!
フレンド登録を試みるルリだが…?
洗面所へ行くとお風呂からシャワーの音がした。
あ、お兄ちゃん帰ってきたんだ。
新しいゲーム始めたよって話したいな…。
支援職が必要とされるゲームだよ!!って。
すると、さっきまでのことがどんどん頭に浮かんできた。
……思い出してまた熱くなりそう。顔を冷やそう。
顔を水で濡らしてみる。
はぁー…ひんやりして気持ちがいい。
ふかふかのタオルで水気を取り化粧水と乳液で肌を整え、歯磨きをした。
よし、スッキリ!!
部屋で明日の準備をする。
夏休み中は夏期講習があるのでバイトの時間が増える。
稼ぎ時!!ゲームもバイトも頑張ります!課題も…。
明日の服を決めパソコンの前に座りEnterキーを押した。
回復終わったかなー…?
ルリ「ただいまー!!」
ゲームへ戻ると回復が終わっていた。
よかったー!!!全快!!私、復活!!
レオ「おー!!おかえり!!MP回復したか?」
累「おかー」
連「おかえり」
シャル「おかえりなさい」
シャルくんと連くんは回復を終え、累さんと共にソファに座っていた。
レオくんも回復が終わったようでベッドから下りて窓から外を眺めていた。
ルリ「うん!ばっちり!!待たせてごめんね」
レオ「気にするなって」
レオくんがベッドに近づき私の肩に触れようとした時
ーキンッ!!とレオくんが弾かれた。
ルリ「わっ!!」
レオ「な、なんだ!?」
エラーか!?バグか!?とレオくんは動揺していた。
シャル「触れませんよ。ベッドにいる時は」
見かねたシャルくんがレオくんに言った。
視界の右下に「!」マークが出てたので触ってみる。
ーベッドにいるアバターに触ることはできませんー
すごい。ベッドにいるアバターにあれこれできないようになってる。
素晴らしい。
レオ「べ、別に何かしようとしてたわけじゃ!?」
累「いやーん、レオくんに何かされたらどうしよー」
レオ「ちょ、ルイルイ!!」
連「拒否られた」
レオ「拒否られてねぇよ!!こういう仕様なの!!」
シャル「ベッドにいる人に触れようとするのはちょっと…」
レオ「っていうか、さっきからシャルも連も俺に冷たくない!?!?」
連「俺は通常運転だけど」
シャル「そんなことないですよ。あと、あまりルリに近づかないでくださいね」
累「いや、お前が言うなよ…」
私にあまり近づかないで…?シャルくんが何故そんなことを!?
シャルくんの発言は引っ掛かるけど、MPも回復したしダハニア遺跡に戻ろう!
でもその前に…
私はベッドから下り、ソファの前に行った。
ルリ「みんな!!よかったらフレンド登録しない?
もしパーティーから脱退したり解散してもフレンド登録しておけば連絡がとれるし
フレンドがログインしてるか確認もできるから便利だなって思って!」
レオ「あぁ、もちろんいいけど。
でも今のところ俺はこのパーティーから脱退する気はないけどな」
連「俺も。」
累「初日からこんな居心地がいいパーティーに入れるなんて
思ってなかったから俺もまだ抜ける気ないけど、
しておくに越したことはないだろ。
何かあってパーティーが維持できなくなった時とか
連絡が取れた方がいいだろうし」
シャル「同感です。」
居心地がいいって言ってもらえて嬉しいなー!
私も初パーティーがみんなでよかった!!
ルリ「ありがとう!!私、フレンド登録したことあるからやり方わかるよ!えっとねー!」
教えてあげようとしたら…
シャル「もう誰かとフレンド登録してたんですか」
連「リア友?」
ルリ「ううん、違うけど…」
レオ「俺らと組む前にその人とパーティー組んでたのか?」
ルリ「組んでないよ!みんなとが初パーティだよ」
シャル「今その人はログインしてます?」
ルリ「えっと、してないみたいだけど…」
シャル「その人が今後、このパーティーに加入する予定は?」
ルリ「ど…どうだろー…」
あるの…かな…?
そういえばなんでロゼさんは私なんかとフレンド登録したんだろう??
『これでお互いログインしてたらいつでも話せるね 』
って言われたけど、強いロゼさんが私に連絡する用事なんてあるのだろうか…?
累「どんなやつなんだ?職業とか」
ルリ「えっとー…職業は魔導師だけど…」
シャル「魔導師…?」
なんかシャルくんが色々聞いてきそうな予感がする……。
ルリ「その人のことはいずれ話すよ!!!
みんな、私の回復を待ってくれてありがとう!!
さぁ、フレンド登録してダハニア遺跡に戻ろう!!」
もうここは勢いで流れを変えるしかない!!
シャル「はぁ…わかりました。
聞きたいことは多々ありますが遅くなってしまいますし
今はひとまずフレンド登録をしてダハニア遺跡へ戻りましょう。」
多々…あるんだ…。
シャル「みなさん、見ていてください。」
そう言うとシャルくんは、私に手をかざした。
私はその手に合わせるように自分の手をかざした。
ーシャルとフレンドになりましたー
シャルくんはフレンド登録のやり方を知っていたようで、
デモンストレーションをしてくれた。
まぁそうだよね。
「手を繋ぐ」とか「MPを渡す」とか
お姫様抱っこ、もとい「運ぶ」を知ってたくらいだし。
レオ「へー!こうやるのか!って…
シャルがこのパーティーで一番初めにルリとフレンドになってんじゃん!!」
シャル「ルリのフレンド一番にはなれませんでしたけどね」
シャルくん、ダハニア遺跡で一緒に行動してから発言が色々おかしい気が…。
連「次、俺と」
連くんは私に手をかざした。私も同じように手を合わせる。
ー連とフレンドになりましたー
レオ「あ!連、次俺がやろうと思ってたのに!!」
ー累とフレンドになりましたー
累「レオ、おっ先ー!」
連くんの次は累さんとフレンドになった。
レオ「くそー!!ルイルイにも先を越されたー!!」
とレオくんが悔しがってた。そんなに順番にこだわらなくても…。
レオ「はぁ、結局最後かよ。」
レオくんが私に手をかざした。
ーレオとフレンドになりましたー
ルリ「フレンドになってくれてありがとう」
レオ「おう、頼りにしてるからなルリ」
みんなとフレンド登録を終え、宿屋を出た。
結局宿代が無料だったのはイベントではなく
ただの初回利用無料の特典だった。
「フロート!!」
さぁ、ダハニア遺跡へ戻ろう!
私はみんなにフロートをかけ再び砂漠を移動した。
砂漠でまたしてもサンドリザードに2体遭遇したが、
私がシャインとシールドをかけ
シャルくんがブリザードをしサンドリザードを凍らせ
その隙に、みんなの武器にアイスをかけ武器を氷属性にし
攻撃を行い楽に倒すことができた。
サンドリザードのしっぽ2個、経験値1000獲得。
キラキラッ
私、シャルくん、レオくん、連くんのレベルが上がりレベルが10になった。
累「おめー。はぁ、やっぱ俺だけレベル遅れるわなー…」
累さんだけまだダハニア遺跡で経験値をもらってないので
1人だけ1レベル低い状態になってしまった。
仕方がないことだけど、今までみんな一緒にレベルが上がっていたので寂しい。
どこかで累さんにたくさん経験値が入ればいいのだけど…。
私たちは再びダハニア遺跡に着いた。
先ほど現れた扉の前まで行く。
レオ「開けるぞ」
レオくんが扉を押すと下へ続く階段があった。
下りてみると、そこには見上げるほど大きな扉があり、
その扉の前にはさっき戦ったミノタウロスよりも巨大なゴーレムが佇んでいた。
連「ボスだ」
レオ「行くぜみんな!!!」
ー5人は赤い結界に包まれた。
次回、大扉のゴーレムとの戦いです!
累、大活躍!!




