山の斜面
○コタツの部屋
ロッドのスマートフォンを除き込むねね。
障子が開き、
すずがお茶とお茶受けを持って、
部屋を入ろうとする。
ねね
「ここにこの牛がいるのじゃな」
ロッド
「イエス」
ねね
「間違いないのじゃな❗️」
ロッド
「イエス、マイロード」
ねねは、コタツから立つ。
すずを見るねね。
ねね
「すず、特級妖魔、牛鬼じゃ❗️
大社の方に向かっておる。
特級の狼煙を上げて、
支度せい❗️」
すず
「はい❗️」
すずとねねは、
部屋から出ようとする。
振り替えるねね。
ねね
「スマート殿は
少し玄関で待っててくれ。
すまんが一緒に来てもらう」
玄関の方を指すねね。
ロッドは立ち上がり、
玄関の方へ向かう。
○十分後…
玄関
開いている玄関、
シューズをはいて、
床と玄関との落差に腰かけるロッド。
ロッドは、
リュックから
防毒マスクをつけて、
グロックの弾丸の先に
十字の傷をつけて、
その先を毒薬につけている。
帯刀し鎧を着て槍を持つねねと
同じく、
斧を背負い鎧を着て弓を持つすずが
やってくる。
ねね
「凄い臭いじゃな…毒薬か」
頷くロッド。
○屋敷の庭
玄関を出ると
赤と青の煙が、
屋敷にある煙突から
出ている。
ロッドを見るねね。
ねね
「あれは狼煙じゃ、
家事ではない」
○二十分後…
山の斜面
1メートル程の穴が、
足跡を辿るように
幾つもある。
ねね
「間違いないな
この穴の数…
牛鬼じゃ」
足跡の先を見る三人。
一部の森の木が倒れて、
道のようになっている。
森の奥から、
明かりが見え、
大きな行灯が見える。
その後ろに、
角の生えた着物を来た女が現れる。
音
「カサカサ」
女の下半身が蜘蛛だった。
ねね
「青行燈か…
こんなときに…すず…弓じゃ」
弓を青行灯に弓をいるすず。
青行灯は、
大きな行灯に隠れながら、
カサカサと右左に動き、
矢は角の女に届かない。
鬼女は
行灯に息を吹き掛ける。
行灯から、
大きな炎が立つ。
鬼女が口を開ける。
口から大量の糸が出てくる。
行灯の火が糸に燃え移り、
辺り一面に無数の炎の糸を破棄散らかす。
すずもねねも後ろに飛んで避ける。
ロッド
「おいおい、
女は家事できないとモテないが…
その火事じゃないぜ❗️」
ロッドは、
44マグナム弾を打てる
M29を青行灯に構える。
音
「バーン」
大きな音が鳴り響く。
行灯が破壊され、
鬼女が吹っ飛ぶ。
着物に血が
ついている。
カサカサと動きながら、
ロッドに糸をはく鬼女。
ロッドは、
M29をしまうと
その手でグロックを抜く。
ロッド
「お薬の時間だぜ」
音
「パン」
鬼女の腹部から、
血が吹く。
ロッドに近付こうとする鬼女。
元々苦悶の表情だった鬼女は、
白目を向き、
口からも血を吐き出す。
ねね
「スマート殿…凄い銃だな」
ロッド
「サンキュー」
三人は、
倒れてできた木の道進む。




