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ひとりたび  作者: 木卯さやの
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ズボラでドジ丸出し

慌ててティッシュをカバンから取り出し、口元を拭いた!

…はぁああ…ハズ…。

ん…と…?取れてない…(汗)

乾いたソースがティッシュでは取れず…

ティッシュに紅茶を少しだけ湿らせて、ちょいちょいと…ふう…何とか取れた。

…くちびるもそっと拭いて…もう一度、口紅をさす事に。ポーチから口紅を

「~赤湯♪♪」

ウソ?!ま、待って!?

わたわたと手鏡をポーチに入れカバンに…。

食べ終えたカツサンドの容器は、コンビニで貰ったレジ袋に入れて…紅茶のペットボトルの蓋を閉めて、纏めてカバンへ…!…新幹線が止まった。

「…つ、着いた…。こ、ここが…」

旅の目的地…。山形県南陽市…。

荷物とレジ袋…大丈夫かなっ!?

早く降り

「御乗車ありがとうございます。上り普通列車が参るまで5分ほど停車致します…」

…て、停車?よ、良かった。助わ!

カバンが椅子に!…お、落ち着け!!

…すうーはー…と呼吸を整え…いざ!!出口へと向かい新幹線を降りた。

…辺りを見渡す。…ホームには線路が3本。案内の表示は1、2、3…とある…。駅の改札口に向かう階段を何人か登って行く…。…その後に着いて行く…。…階段を登って、右に…左?…?…4…山形鉄…?え?鉄道…??ど、どっち…あ、右か。

…赤湯駅東口…。そっちに皆行くから…。…階段を降り人がい

「まもなく上り1番ホームに米沢行普通…」

…ここが1番ホームなんだ。改札口は…あそこかな。…切符…。カバンから切符を出し…ちょっとなんか湿って…あ、紅茶の…。

冷たい紅茶をそのままカバンに入れたから、結露で切符が湿って…ど、どうしよう。これじゃ…(汗)

「どうしました?」

男性が私に声をかけてくれた…。

「い、いえあの…切符が濡れてしまって…改札機…」

「…大丈夫ですよ。」

「?な、なんでですか?」

「駅員さんが居ます。…ここは改札機無いんですよ。窓口で駅員さんに切符を渡して下さい…」

「…わ、分かりました。あ、ありがとうございます。」

「いえ…。」

…男性にお礼を言った。

「…顔色が優れないけど…大丈夫?」

…青くもなりますよ…(汗)



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