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ひとりたび  作者: 木卯さやの
30/35

ライトアップは桜だけじゃない

売店でお土産を買って部屋へ戻る。

電気を点…?あれ?外が明るい??

近寄ってみる。車の明かりにし…あ

…紅葉…ライトアップしてる…。…キレイ…。

思わず見とれてしまう。…桜のライトアップは見た事あるけど、紅葉は初めてだった。こんなに綺麗なんだ…。しばらくライトアップされてる紅葉を見ていた。と…夜風が吹いて、はらりと葉が落ちてきた。…その紅葉は木の根元より離れた場所にふっと落ちた。光を失った葉は…闇夜に溶け込むように…その身を芝生に埋めている。

誰にも見つかりたくない…そっとしておいて…。…そう感じてしまった。

…買ってきたお土産を椅子に置く。私は窓際のシングルソファに座った。

その後も紅葉は風が吹く度に…はらり…はらりと葉を散らしていた。

…風流…んーどちらかと言えば風情になるのかな…?…難しいな…。

私が部屋で静かに過ごしている時…

この方々は…


妻がママと楽しそうに喋っている。

「この前娘とドライブに行ってきたのよ~」

「あら、いいわね♪何処に行ってきたの?」

「♪♪♪~♪」

「…を見に」「え?」

他の客がカラオケで歌い始めた。

ちょっと音が大きいな(汗)よく聞こえなか

「…の彼岸花を」

「そういえば、丁度この時期だわね。」

「凄かったわよ~。時間あるなら行ってみたら?」

「そうねぇ~…切符」

切符と話した妻。そこに行きたいらしい。

…折角だから

「…時間もあるから、そこに行ってみないか?」

と…妻に聞いた。

「え?いいの!?」

妻が驚いてる…なんでだ??

「貴方、花に興味あるの?」

…おいおい(汗)



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