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ご機嫌
部屋から出て…フロントへ鍵を預けた。
「お気を付けて…行ってらっしゃいませ。」
正面の自動ドアに…
「ありがとうございました。」「ご馳走様でした♪」
…?あれ?この声…。
何となく、レストランの入り口付近を見た。
…やはり…柳田さんだったか。
「♪♪」
…食事を終えて、満足したのか…ご機嫌だな(笑)
さて…俺らも…
「行こうか?」「えぇ♪」
スリッパから下駄に履き替えて、外へ出る。
コロコロ…カラカラがコンクリートで出来た階段に下駄の歯を落とす。
藍色の鼻緒が目立つ。妻の下駄は小さめの下駄で、紅色の鼻緒だった。
「…すっかり日が落ちたわね。」
「ん。」
…街の中に向かって歩いて行く。その道中にチラホラある看板を見つつ…歩いて行く。街中に近づくにつれ、人が多くなっていった。
「賑わってるな。」
「連休ですものね…。」
人々とすれ違いながら、宿とは逆方向に向かう。…しばらく歩いて…見えてきた看板。灯りが点っていた。
「…混むかな」「多分。」
…そっと…ドアを開けた…。
店内を見ると、数人の客がいた。
「いらっしゃ…え?!」
…ひさ 痛!
「久しぶり~!」「ふさちゃん!いつこっちさ来たの?!」
「今日着いたの!」
イテテ(汗)…妻が俺の足を(汗)




