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ひとりたび  作者: 木卯さやの
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洒落た所だと革?

お茶飲みつつ…お饅頭をぱくり。

美味しい…♪?これは?

半透明なファイルにテプラ…ご案内…インフォメーション。何となくファイルを捲る。

…ふーん。

ペラ…ペラ…と…ん?

ワンコインで一献?

当荘の職員が厳選した日本酒…

ワンコイン…1杯500円で飲めるんだ。

ちょっと興味があった。他の案内を読む。

按摩、芸者…?…は現在しておりません…か。

按摩は分かる。芸者??

…と…思いつつ、ページをめく

お土産はこちらがオススメ…。これは帰りに見て…後は…これでおしまいだった。

…ちょうどお茶も飲み終えたから、お風呂に行こうっと…。

浴衣とバスタオルとタオルを手に、部屋を出た。

温泉も久々♪楽しみ♪♪


日が傾いて…

秋の日は釣瓶落としとはよく言ったもんだ。

…西の空が真っ赤に…茜色に染まっている…。

夜の帳が近づけば…赤湯は日中とは違う顔を覗かせる。

初めまして、先程あの観光されていた女性と話していた者です。

からら…。

「いらっしゃい…」

「…月(がん)ちゃん、いつもの。」

「…はいよ。」

「肴は適当に見繕って。」

「…今日は鮎が…」

「いいね。落ち鮎か。」

…。






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