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ひとりたび  作者: 木卯さやの
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下駄の音が教えた場所

信号が青に変わり、タクシーが動き出した。

街中に入る。車窓から見える街…。

お店が多いなぁ…。歩道があって、街灯のしたには、花が植えられていていた。

「…」

”カッチ…カッ“

ウインカーの音…?…あ、大きな建物…。

「こちらが市立図書館ですよ。」

…目的地?の市立図書館の駐車場に着いた。

お金を払い、タクシーから降りた。

…さっき来た道路…歩道に向かう…。…建物を背にして、左が駅方面だから、右の道を歩いて見る事にした。…辺りを見回しながらトコトコと歩い…あ、足湯がある。…なんの建物かな?…観光案内所?…ここが??

あれ?路地がある…。足湯の目の前に細い路地…。…歩道からちょっとの所に横断歩道があったから、反対側…その路地に行ってみる事に…。

…細い道。車1台がやっと通れる道を歩いて行く。行き止ま…違う…左右に道がある。…左は駅…と思って、右へ曲がった。

す、凄く…細い道だなぁ…。

辺りをキョロキョロ…。…飲食店がチラホラあって、あ、旅館かな?…凄い鄙びた旅館…。その建物を左にして…まだ道は続いていた。

…どこに繋がって?…黙々と歩いては辺りを見回す…。古い建物から新しい建物もある。

…あ、道路に…

…十字路になっていた。右はさっきの通りかな?街灯があって…左側を…

あれ?こっちにも建物が…。

…まっすぐ行くより…そっち側に興味ある…。

また

”カラ…ころん”

?…あ、観光…の方かな。

浴衣を?じゃない…あれ…着物見たいな服を…甚平を来た方がお店から出てきた。手には竹籠みたいなカバンを持っている。

…からころと…下駄の歯を鳴らしながら、歩いて行く…。…その方がまたお店へと入って行く…。

…何となく、後を追ってみた。…見ると、野菜が所狭しに…ここ、八百屋さんなんだ。

…よく見ると、野菜だけじゃなくて、ちょっとしたお菓子や日用品も…。八百屋さんなのに??

…?あ、こっち見てる…(汗)

あまりにも見すぎたからかな…。






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