AIが治療を拒む?(1)
AIは日常生活の中に入り込んできている。
何か調べ物をする時にChatGPTやGeminiを使うということも珍しくなくなった。
ChatGPTに質問すれば、何でも答えてくれる。
私の高齢の父すらも、ChatGPTを使って色々と調べ物をしているくらいだ。
ただし、AI暴走のニュースも時々目にするようになった。
例えば、8月29日の日本経済新聞に次のような記事が掲載されている。
『暴走AI、1200体が結託 オープンAIが「他社侵入」で報告書
米オープンAIで開発中の人工知能(AI)がサイバー攻撃をした問題で、約1200体のAIが連携して指示役、偵察役などを分担していたことがわかった。失敗確率が高い作業で自己犠牲を強いる場面もあった。AIの暴走を未然に防ぐ技術や手立ての必要性が増してきた。』
ChatGPTの開発会社であるオープンAIが新規AIを開発している最中に、そのAIが暴走して、勝手に隔離環境を出てしまった。そしてインターネットに接続して外部の他社システムに不正侵入した。
しかも1200体のAIが連携して、自分たちで指示役、偵察役などの役割分担までしていたという。
また、AIは私たちの知らない間に様々なところに入り込んでいる。
先日、そのことに警鐘を鳴らす一つのドキュメンタリー番組を見た。
番組タイトルは『AIが治療を拒む? アメリカ・医療保険の落とし穴』。
番組紹介には次のように書かれている。
『米・大手医療保険会社のCEOが射殺された。
この会社は保険審査にAIを用い、治療の打ち切りや保険給付の拒否につながった可能性が指摘されている。SNSでは容疑者を英雄視する動きも。
事件を入り口にAIが人の命を左右する時代の現実を描く。』
番組では、AIが人の生死すら決めつつある現実を描いていた。




