南海トラフ巨大地震(1)
2026年7月28日16時27分に、熊本を大きな地震が襲った。
地震の規模はマグニチュード7.1、震源の深さは16kmで、熊本県の宇城市などで最大震度7を観測した。
マグニチュードは地震の規模を表す単位で、地震のエネルギー量を示している。
マグニチュードには国際標準の規格はなく、日本では「気象庁マグニチュード」という日本固有の指標値で表現されるが、他国で用いられている指標値とおおよそ同じ値をとる。
マグニチュードはエネルギーの大きさを対数で表しており、マグニチュードが1増えるとエネルギーは約32倍になり、2増えると約1000倍となる。
1995年に発生した阪神淡路大震災はマグニチュード7.3、2011年に発生した東日本大震災はマグニチュード9.0だった。
これだけでも東日本大震災の地震の規模の大きさが分かる。
マグニチュード9.0は日本国内観測史上最大規模であり、アメリカ地質調査所の情報によれば1900年以降、世界でも4番目の規模の地震だったという。
ただし、今回の熊本地震、阪神淡路大震災は都市直下型の地震だった。
一方で、東日本大震災の震源地は三陸沖約130km付近と陸から離れており、東日本大震災では地震そのものよりも地震による津波で大きな被害が出た。
津波により多くの人が亡くなり、また同じく津波の影響で敷地内に浸水し、全電源を喪失した福島原発はメルトダウンを引き起こした。
福島第一原子力発電所は約5.7mの津波を想定した備えはされていたが、実際にはそれを大きく上回る高さ14〜15mの大津波が押し寄せたという。
今回の熊本地震でも大きな被害が出ている。
死者は38人にのぼり、全壊、半壊を含めた住家被害は2万棟を超えている。
ライフラインに関しては、現時点でまだ多数の家で断水や停電が続いているという。
今回のような大規模な地震が発生すると、今後日本を襲うと予想されている「南海トラフ巨大地震」の話題が出てくる。
南海トラフ巨大地震とはどのような地震なのか。
その地震に備えるためにはどうすればいいのか。
地震が実際に発生してしまうと、手遅れになってしまうことも少なくないだろう。
事前に必要な情報を得て、備えておくことが大切になる。




