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救いなき世界の裏路地で  作者: 案内人
第4章 死戦期息吹
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Part4 遺体問答

超巨大企業による先進技術「星欠片」により、世界は大きく変化した。

金さえあれば永久が手に入る時代

然し、当然利益ばかりではない

表世界で人々が自適に暮らす間

裏路地では1人が死ぬ

残酷な彗星都市で自我を叫び、泥臭くとも生きる者たちの話です


※流血描写、グロ描写、鬱展開を含みます

※月曜日以外毎日1話更新予定

「それが……… 貴方のやり方ですか……?」


「ハテ?なんのコトでショウ?」


思わず 声を荒げる


此奴は許しちゃいけない


「その趣味の悪い死体漁りの事だ……」


此奴は間違っている


「それが死人にする事か?」


その確信だけがあった


「それがお前の敬意か!?」


「そうですヨ」


当たり前だ と言う様に


何を聞いているのか何に疑問を持っているのか何故激怒しているのかすら分からない様に


さも当然の様に言った


「コレが私なりの敬意デス」


耳を傾けながら 壊れた遺品を拾う手は止まらない


「その死体漁りが敬意だと!? ふざけるな!」


「死体漁りなどという無礼極まりない呼び方はお辞めクダサイ」


何処までも冷静で丁寧な態度に血が沸き立つ


その熱を吐き出す寸前 遮られる


「コレは「買い取り」デス」


その手には硬貨が握られている


「もうこの世に居ない者が武器を持っていた所で意味は無いでショウ? 向こうでも争いなどして欲しくは無いですシネ」


怒りが呆れに近いものに変わり 冷めていくのを感じる


その硬貨を遺体の手に握らせながら届かない言葉を呟く


「取引成立ですネ」


「………それで買ったことになるのか?」


「異議を唱える者が居ませんからネ」


「そうか………」


「この位でショウ」


めぼしい物は取り終えた様だ


鞄や懐 収納という収納は満杯だ


「そろそろ帰りましょうカネ」


金属が無くなった遺体を見回す


一人の手に光るものがあった


「……? コレ 忘れてるんじゃ……」


しかし突き返された


声を荒げた時よりも冷たい態度で


「銃身を見なさい それはただの銃じゃなく相棒(オーダーメイド)ですヨ」


その瞬間 確信した


此奴は正義の味方でも悪人でも無い 『武器屋』だと

感想とポイントお待ちしております!

アンチ、指摘も大歓迎です


こちらの作品も是非お願いします!

シリアス「音」ホラー

https://ncode.syosetu.com/n9607mj/

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