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救いなき世界の裏路地で  作者: 案内人
0章「彗星都市の日常」
4/6

Part3 作戦前夜

超巨大企業による先進技術「星欠片」により、世界は大きく変化した。

金さえあれば永久が手に入る時代

然し、当然利益ばかりではない

表世界で人々が自適に暮らす間

裏路地では1人が死ぬ

残酷な彗星都市で自我を叫び、泥臭くとも生きる者たちの話です


※流血描写、グロ描写、鬱展開を含みます

※毎週日曜日更新予定

…定期検診から数日後


今日は任務も無く、穏やかな日に…


なる予定だった


その儚い予定は 着信音により斬り裂かれた



ライツ「もしも〜し!」


サルヴァドール「…ライツか 何の用件…」


ライツ「エアちゃんがエフィルくん貸して!」


ミラ「ちょっ 言い方! 依頼が来たので 是非協力して頂けたらな…と」


サルヴァドール「…依頼が来たか…エア、エフィル 行けるか?」


サルヴァドールはこちらへ視線を移す


エア「いけま〜す!」


エフィル「了解です」


サルヴァドール「だそうだ ライツ」


ライツ「ふっふっふ…そう言ってくれると思ってたよ って事でブリーフィングやるから明日来てね」


また暫く 忙しい日々が始まる




ライツ「んじゃ早速話すよ」


翌日 2人は視線協会大書庫を訪れていた


余りにもライツの機嫌が良い 良すぎる


ミラも動揺するレベルだ


こういう時はただ一つ


依頼報酬が高いのだろう


それはある程度任務が危険だということも示す


ライツ「まず依頼主はとある工房 試作パーツを15区裏路地倉庫から取り返して来て欲しいってさ」


エアは訝しむ


エア「「取り返して」…?つまり…」


エフィル「敵対する組織に奪われた…」


ライツ「That's right!!」


エフィル「そしてその組織は…?」


ライツ「「八雲会」…だよ」



八雲会


刀を扱う組織であり、歴史の長い極道(ヤクザ)


利益、金を重視し その為なら手段は選ばない


比較的話が通じる方だが…


エフィル「取り返す以上 衝突は避けられないでしょうね」


血の予感にエフィルの顔が強張る


ライツ「さてと 作戦を説明するよ まず15区裏路地を見張ってる八雲会構成員に接触 気を引いて時間を稼ぐ」


エア「その隙に、倉庫から盗み出すって事ですね?

ライツ「倉庫近くにバイクを手配してある それで逃げてきな それからエアちゃんは遠距離通信(テレパシー)でサポートだよ」


ライツは自慢気に胸を張る


ライツ「なんとバイクは最新型だ!M社製の電動モーターを採用し…」


ライツが蘊蓄を語る中、エフィルは気付く


エフィル「ちょっと待って下さい その作戦 あと一人必要じゃ…?」


ライツ「視線協会(うち)から徹夜明けのノウルが出る 安心しなさい」


???「は?」



気付けば大書庫の扉の前に男が立っている


細く、不健康な身体、目の下には隈が出来ている


彼こそがノウル 視線協会所属3級便利屋(フィクサー)


ノウル「おい今何つった?」


ライツ「?「安心しなさい」?」


ノウル「その前だ なぜ俺が任務に?」


ライツ「大書庫管理人権限」


ノウル「この鬼が…」


ノウルは大きくため息をつく


ノウル「取り敢えず俺が撹乱役をやる 直接戦闘は苦手だ」


ノウルは手を伸ばす


ノウル「はぁ…精々死なないようにしようぜ」


エフィルとエアはその手を取る


エフィル&エア「はい!」

ノウル君は3徹目だよ

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