表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
救いなき世界の裏路地で  作者: 案内人
第1章「ロストワン」
15/35

Part8 例え心を喪えども

超巨大企業による先進技術「星欠片」により、世界は大きく変化した。

金さえあれば永久が手に入る時代

然し、当然利益ばかりではない

表世界で人々が自適に暮らす間

裏路地では1人が死ぬ

残酷な彗星都市で自我を叫び、泥臭くとも生きる者たちの話です


※流血描写、グロ描写、鬱展開を含みます

※日曜日以外毎日1話更新予定

「う…うう… !」


3人は目を覚ますと 視線協会大書庫に横たわっていた


傍らには1人の少女 アルカだ


その目には湾曲体が付けていたような目隠しがあった


ノウルが外してやろうとするが 皮膚と同化している様に外せない


サルヴァドールはエフィルの手を掴み 立ち上がるのを手伝ってやる


「エフィル 良くやったな…」


不意にシリウスが笑い出す


紳士的な態度は消え去り 爛々と光る目には狂気が宿っていた


「素晴らしイ!素晴らしいですネェ! この少女も 条件さえ揃えば湾曲ID(イド)ヲ…」


そういいかけた時 ミラが阻む


シリウスもハイから戻ってきたようだ


「その子をどうするんですか?」


口調こそ丁寧だが 顔に笑みはない


「私達A社が回収致しマス 詳しくはA社フィクサー依頼規定を御覧下サイ」


冷たく言い放った



「…!エアは!?」


壊れたECHO(エコー) 


ライツは破片を整理している


「身体はいくらでも直せるね でも…」


ライツは深呼吸し ゆっくりと言った


「エアが戻ってくるかは…分からない…」




ここは…どこ?


空に浮かぶ星屑波形(スターダストパルス)


いつかのひも こうして


そらをただよっていたっけな


下には 彗星都市


としのあかりがきれいだよ


「ありがとう」


? だれ?…


目の前には 少女 アルカ


「お姉ちゃんがいたから ひとりじゃなかった」


ああ…ずっと… 聞こえてたんだね…


「だから こんどは… わたしが…」


アルカは??の手を握り 引く


「かえってきて」


はい



「…ア…エア?」


「!」


エアが目覚めた場所は 視線協会お抱えのとある診療所であった


「私は…?ああ…」


身体は直っている 完璧だ


でも…戻って来れたのは…


「ありがとう…」


「喜怒愛楽」


「愛」


最も説明の難しい感情


与えても無限に湧き出す想い


また いつか あの子に会いに行こう


きっと なんとかやっている筈だ

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ