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社会不適合者達による成り上がり英雄譚  作者: 鳩理 遊次
四章 新たなる小隊とファーゲの街
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4章 162話 意思を燃やし剣へ

「『ストーン・キャノン』!」


先に動いたのはニンブスだった。

手をかざすと赤子くらいの石がオスト目掛けて射出される。

獲物を持たないオストは取り敢えず回避を選択するが、その何となくの判断が正しいとすぐに分かることになった。

通り過ぎた岩石は着弾すると轟音を立てて物体を破壊したではないか。

シュールな見た目にそぐわぬ威力に肝を冷やすが、そちらにばかり注視してはいられない。

『ストーン・キャノン』を回避したオストへ、槍を構えたニンブスが襲いかかる。

宣言通り、本命では無い揺さぶりの一撃ですら前よりも数段鋭くなっていた。

それは速度もさることながら威力も大幅に上がっており、突きが体を掠めただけで肉が削り取られている。


(様子見でこれかよ。だが、俺も『イグニッション』を使ってる分さっきよりは余裕がある。問題は…)


手を抜いた状態でも人を殺すのに充分な威力をしていたが、サンドバッグをやっていただけあって防御や回避をするだけなら対処できるようになってきた。

しかし、それは『突き』に限った話だ。


「浅い!」


またもや繰り出される突きを横にズレて躱そうとするオストだったが、それを見越していたニンブスが槍を横に払うと一文字に腹が掻っ捌かれる。


(くっ、槍使いと戦い慣れて無いのもあるが、払いが増えただけでこんなに変わるものなのか!?)


長柄を振るうのに適さない通路とは違い、今は槍を横に振るっても問題ないスペースがある。

そのせいで『突く』以外にも『薙ぎ払い』と言う新しい択が生まれてしまった。

折角慣れて来たニンブスを動きが全く新しい物になったのは戦う上でかなり辛い。

それに変わったのは槍の使い方だけでは無い。


「逃すか『ゲイル・カッター』!」


たまらずに無詠唱の『ファイア』を撒いてバックステップで仕切り直そうとすると、ニンブスから放たれた風の刃達が殺到する。

防ごうにも剣は手元に無く、回避しようにも数が多すぎるせいで身体のいつかに血線が走ってしまう。

ダメージを受けて足が止まった所に再び槍が閃くが、超再生のお陰で一瞬で元に戻ったお陰でその一撃は避けることが出来た。


(あれだけ槍が使えて遠距離も隙がねぇな。剣とは言わずともなんでも良いから武器を拾えないと本格的に勝負にならないぞ)


不格好になりながらもどうにかこうにか回避しながらオストは必死に勝ち筋を探してみるが、どうしてもまず武器が無いことには考えが進みそうに無かった。

仕方無しにあまり得意では無いが何もしないよりはマシの精神で、仲間達もよく使う口撃を試みることにする。


「おいおい、良いのかよ。魔導士でもないのに中級の魔法をバカスカ撃って。俺相手に撃ってもガス欠になるだけだぞ?」


「ふっ、見え透いた軽口を」


「事実、だろうが?」


「その下手な揺さぶり、不愉快だ。いくら奇跡があろうとも貴様には限界があるのだろう?」


「…!?」


少しでも有利に運びたいがために話術で動揺を誘うつもりが、あっさりと真意を看破されるどころか弱点まで見抜かれしまう始末。

隙を作るどころか自分の身体にまた一つ穴が空いては塞がる。

ニンブスが言うように一見無敵にも見える『イグニッション』、より正確に言うなら『無限』と言うスキルは基本的にオストのあらゆる能力を天井無しに強化するの事が出来る破格の能力。

だが、弱点と言えるかは怪しいが対処法がしっかりと存在する。

その最たるものが天井だ。

天井無しとは言ってもそれはあくまでスキルの出力の話であって、オスト自身の身体自体はしっかりと限界がある。

身体強化の度合いしかり、高速治癒の回数しかり。

身体を強化し過ぎれば耐え切れずに自壊し、ダメージを負い続ければ治癒も出来なくなる。

出力を調整しようと『イグニッション』に制限時間が付いているのはこれが理由で、仮に攻撃を受けずにいようとも勝手に自壊し続ける身体を直し続け、いずれ身体の限界が来るというのがあらましの理由だ。

安全装置のような物がついているので一応、『イグニッション』の使用で限界を迎えようとも、仮死状態にはなるものの時間をかければ復活できる。

とは言え、復活出来た所で一度敗北することに変わりはないのだが。

ニンブスはそんな『イグニッション』の弱点を正確に見抜いた訳では無いが、少なくとも攻撃をし続ければ倒せるとは予想してしまっていた。


「クっ…!?」


「大層な隠し札があろうとも、使う物が凡骨では死に札に他ならぬわ!」


また一つ大きな傷が出来てしまう。

身体能力の差が大きく埋まろうとも、剣を失った剣士に出来ることが限られ過ぎているのだ。

オストが出来る素手の格闘などチンピラを追い払うのが精々で、護身術を多少齧ったと言えるくらい。


(どうする、どうする!考えるんだ!!)


確実に体力を削られていきながらもオストはどうにか突破口を探そうと必死にかるが、焦りが縄のようにじわりじわりと首を絞めつける。


(勝ち目が無いなら助けを待つか?いや、どうやってそれをするんだ。今どこに居るのかも分かんないんだぞ…!)


(逃げは使え無い。出来るかも怪しいし、そもそもコイツを別の場所に行かせられる訳が無い!)


(このまま現状を維持するか?これなら無理なくエレナリーゼかジュンジの助けを待つことが出来る。それに、コイツの狙いが俺なら時間はこっちの味方…いや、でもそれだと…)


案を出しては却下して、また出しては却下してを繰り返す。

敗北の二文字が頭をチラつくせいでどうしても後ろ向きな案ばかりが浮かんでしまう。

そんな考え事ばかりしていて相手できるほど、ニンブスは甘くは無い。


「鈍い、もう疲れてきたのか?これしきでは余興にすらならん」


集中力が欠けた隙を見計らい、渾身の一撃がオストの肩を吹き飛ばす。

腕がもげ落ちるよりも早く再生したからこそ不利にならずに済んだが、このままではそう遠く無い未来これだけでは済まなくなる。

しかし、それが返って焦りで鈍っていた決意を固めさせた。


(馬鹿野郎、逃げ腰じゃどうにもなん無いなんて嫌ってほど分かってんだろうが!ラーファが無いから攻撃に出ないんじゃない、無いからこそ防御がままならねぇから攻撃に出なきゃ行けないんだ!!)


攻めは最大の防御。

そんな諺など知らないオストであるが、やはり防御一辺倒ではどうしようもないと、身体の髄まで理解させられているのだ。

意思が固まれば行動に移すのに何ら苦労はない。

一度失敗して通用しないのでは?と迷いが出ていたが、結局最大の強みはやはり相打ち覚悟の削り合いであることに変わりはない。

被弾覚悟で攻めに転じる。


「ウォォオオ!!」


「やかましいわ!ついになけなしの理性まで捨てたか」


腕を引き絞り、雄叫びを上げるオスト。

拳と槍の間には絶望的な間合いの壁が存在する。

懐に入ればこの関係性は逆転するものの、その前提条件を満たすにはまず絶望的な間合いをどうにかするしない。

しかも、遙か格上の槍使いであるニンブス相手にこれをしなければならないのは、事実上不可能に近いだろう。


(なら、こいつの間合いの外から攻める!)


剣は無くとも炎なら腐るほど湧いてくる。

攻撃の構えを取ったオストに自棄になったと勝手に判断したニンブスは、内心ほくそ笑みながら淡々と処理するために槍を突き出す。

オストは槍の手間で力に任せ無理やり後ろへ飛ぶと、溜めていた腕を解き放つ。

轟ッ!

『イグニッション』のお陰で勝手に変換される豪炎が勢いよく拳から吹き出した。


「チッ、鬱陶しい!」


「…?」


意表を突かれはしてもニンブスは慌てる様子もなく横に飛び退いてやり過ごす。

炎を嫌って一歩引くニンブスを見て一つの疑念を抱く。

何故、先程のように阻害をしないのだろうかと。


(そういや『イグニッション』を使ってから一度も魔法を邪魔されていない…使わないんじゃなくて出来ない?)


推測を元にオストは再び無詠唱の『ファイア』を前方に向けて放出する。

案の定、ニンブスは魔法を阻害する事なく岩壁を作り出して凌ぐではないか。

思いがけない取っ掛かりに希望を見たオストは、失敗したばかりの口撃による揺さぶりを試みる。


「そんなに嫌なら、また魔法を無力化すればいいんじゃないか?それとも出来ないのか?」


「駄犬風情がつけあがるな」


オスト自身あまり駆け引きを得意としていない自覚があるが、ここまでお膳立てすれば流石にニンブスの反応から肯定を引き出せたと確信する。

事実、『ディスターブ』による阻害は使用する魔力が対象の魔法に含まれる魔力の一定量を要求されるのだ。

仮に十の魔力が使われる魔法に対して五が必要になる。

実力差や技量によって必要な魔力は上下するが、今の『イグニッション』使用時のオストにはそれでは埋まらないだけの魔力量があるからこそ、魔法を無効化される事は無い。

唯一の活路が見えたオストがこのアドバンテージを手放す訳もなく、即座に武器による近接戦闘から魔法による遠距離戦へと様変わりする。

オストは『イグニッション』のお陰で身体からであれば、どこからでも無詠唱で『ファイア』を放つことが出来る。

出鱈目な魔力が込められている『ファイア』をニンブスは『ストーン・キャノン』や『ゲイル・ランス』と言った多彩な中級魔法で応戦した。

通常攻撃の様に繰り出される炎の弾幕は次第に格上である筈の魔法達を押し退けていった。


「主の恩寵を賜っているとは言え、貴様などに使うのは不本意だ…」


魔法の打ち合いでは部が悪い事を悟ったニンブスは、心を落ち着かせるために深呼吸を一つ挟む。


「主が貴様だけを見ているなど思うな?『瓦礫よ、その愚物をすり潰せ』!」


まるで命令でも下すかの様にニンブスは叫ぶ。

魔法かと警戒するオストだったが、それらしき魔法が飛んでくる事は無い。

代わりに戦闘の余波で積み上げられた壁の一部だった塊。

それがガラリと一人でに動く。

ゆっくりだったそれらは瞬く間にトップスピードになると、一斉に四方八方からオスト目掛けて襲いかかる。

一目で当たればタダでは済まない攻撃に、大きく横っ飛びでやり過ごそうとするオストだったが、予想外なことに全ての瓦礫が不自然に軌道を曲げて追いかけて来る。


(なっ、これ全部が追尾してくるのか!?)


ただの広範囲攻撃どまりと思っていただけに、見かけよりも数段高等な魔法に面食らう。

炎を前方に射出して相殺を試みる。

ただの下級魔法『ファイア』ではあるが、何度も中級魔法と見紛う戦果を叩き出してきた炎に全幅の信頼を寄せて放った。

目論見通り、その破壊力は全ての瓦礫を破壊してみせるが、横這いから突き出された槍がまた身体を抉った。


(クソッ、コイツから目を離してどうすんだ!?)


たまらずにまた炎を撒いて距離を取ろうとするオスト。

そこへ再びニンブスから号令が発せられる。


「『炎よ、割れろ』!」


「は…?」


途端、言葉通りに炎が一直線に割れた。

瓦礫が飛んできたのは理解できる。

それが複数からくる範囲攻撃でありながら、その全てが追尾してきたのも驚きこそするが、これも熟練の技量と膨大な魔力があれば出来るので理解できる。

しかし、自分の魔法でもないものを操るのは完全に常識の埒外であった。


「『バーン・ランス』!」


「しまッ…!?」


呆気に取られるオストの腹部へ、赫槍が突き出される。

回避など間に合う訳もなく、何の抵抗も許されずに染め上げられる爆炎に飲み込まれる。

視界が、音が、感触が。

今自分がどうなっているのかも分からない状況が暫く続く。

一瞬意識が無くなったかとも思うオストだったが、思考できている時点で意識はあるのかと思い直す。


(じゃあ、今は飛ばされてんのか。なら…)


パニックになりかけた思考を持ち直せば、次第に感覚の方も戻って来た。

上下左右に揉みくちゃな状態から、足や腕を引っ掛けてどうにか立て直し、そこから四つん這いになって押し止まる。

慌てて顔を上げれば、砂埃を割ってニンブスが詰め寄って来ていた。


(炎で迎撃…いや、間に合わねぇ!)


「『泥よ、絡め取れ』!」


どうにか通用している炎による離脱を試みようとするが、それでは間に合わないと判断する。

その場にいては串刺しにされてしまうと飛びのこうとすると、泥がオストの足を絡め取った。

回避し損ねた身体を槍が深々と貫く。


「ゴバッ…!」


「『ゲイル…』」


魔法が紡がれる。

槍に貫かれながらもそれは許しては行けないと、オストはがむしゃらに炎を噴出させた。

既に何度も見た防衛手段なだけに、ニンブスは即座に飛び退く。


「つくづく芸のない犬だ。『天井よ、押し潰せ』!」


同じ手が何度も通じると思われていることが不快だと言わんばかりに吐き捨ててから追撃の命を下す。

それに従い、天井の一部が砕けると土砂と共に途方もない質量の暴力が、オストの事を押しつぶした。

抵抗はおろか身動き一つ許さない途方も無い圧力は、身体をグシャグシャにするくらい造作もなかった。


『ファイア』…


遠のく意識をどうにか繋ぎ止めて自分を起点に炎を身体中から吐き出せば、爆音を伴い一気に圧迫感から解放される。


「ゴホッゴホ…!ハァ、ハァ、ハァ、ハァ…」


「まだ立ち上がるとは、本当にしぶとい奴だ」


新鮮な空気を必死に取り込むオストに、崩れた石壁の向こうからニンブスが見下す様に言う。


「ハァ…それが、取り柄みたいな、モンだからな…」


「聞くに耐えず見苦しい取り柄だが、そこまでくれば立派なものだ。しかし、そろそろ限界なのだろう?」


「それは、どうだろうな?」


「強がるな。息が随分上がっているぞ」


(正解だ、クソッタレめ…)


オストは内心で毒吐く。

息を上がっているのは単に呼吸が出来ていなかったせいなのであまり関係無いのだが、『イグニッション』の効果時間は既に半分以下だ。

どういう形にしろ、決着を急がなくてはならなくなって来た。

しかし、それはまた相手も同じだ。


「それを言うならお前も同じだろ。さっき言ったガス欠か退却のタイムリミット、どっちだ?」


「ふん、どちらもありえん」


「お前ら退却するために俺たちを足止めしていたんだろ?」


「それは商人の方だ。私達はあくまで手を貸していただけに過ぎない」


揺さぶりのために鎌をかけて見れば、欲しかった物とは違うがニンブスから思わぬ情報が溢れた。


「人攫いをしていたのはお前らじゃないのか?」


「何故我々が露坊の石ころをあくせく集めなくてはならんのだ」


クロフォード教団が関わっていたのでもしやと思い裏どりをして見れば、やはり全員で予想した通りあくまでも手を組んでいるだけだった。

そうなると、この男の目的が自分を捕えることが目標だと確信が持てた。


「それなら、余計早く逃げ出した方がいいんじゃないか?その内応援もくるだろうし、しぶといのが取り柄の奴を捕まえるのは苦労するぞ」


「貴様、この打ち捨てられた通路を見て助けがそう簡単に来るとでも?」


(嘘だな)


毅然と言い切るニンブスだが、オストはそれがすぐに嘘だと断定する。

本人の魔力やスキル次第でどうにでもなる魔法の方は定かではないが、少なくともタイムリミットの方は間違いなくある。

そうでなければリスクを冒してまで無理に攻撃を当てにくる理由が無いからだ。

極論、ひたすら槍の間合いでヒットアンドウェイをすれば簡単に攻略できる。

ニンブスの方にも逃げられたく無いと言う心理はあるのかもしれないが、それを抜きにしても勝ちを急いでいる様にしか見えない。


「俺の仲間は全員凄いからな。だから、お前も俺が一人になった時を狙ったんだろ?」


「減らず口を。浮いた駒から狩るのが定石だとしらんのか」


「同じ様なもんじゃないか」


厳密に言えばラシェンダとアリーダも一緒にいたのだが、戦力として数えるのは微妙だったので誤差の範囲だろう。

強がりついでに挑発をしてみるも、ただただ蔑んだ目をするだけのニンブス。


「好都合ゆえに時間稼ぎにわざわざ乗ってやっていると言うのに、まるで会話がなりたたん。一定以上の知力がなければ同じ人間でも会話が出来ないとどこぞの学者が言っていたが、どうやら本当のようだな。そろそろ終いにしよう。『壁よ』!」


判断材料を集めるまでは良かったが、少し調子に乗り過ぎた。

痺れを切らしたニンブスの命令に通路が軋みを挙げる。


「『挟み込め』!」


高らかな声と共に左右から迫り出す壁。

もう少し休憩していたかったオストは舌打ちを一つ置き去りにして前進する。

出口には槍を構えるニンブス。

もう串刺しになるのはゴメンなオストだが、素手では話にならず、炎は謎の力で逸らされてしまう。


(やっぱ、武器がなければどうしようも…いや!!)


未練がましく手元が寂しいことを愚痴るオストだったが、危機的状況を打開しようという足掻きがようやく一つの閃きを与えた。


(無いなら作ればいい!実戦じゃ使えたものじゃないが、やるしかない…!)


剣士を目指して訓練しているオストであっても、折角存在する減らない魔力を使わないのはもったい無い。

と言うことで、ある程度魔法の勉強もしていた。

その結果分かったこと…と言うか分かっていたことだが、やはり致命的に魔法を使うのが苦手だった。

スキルのお陰で出力が天井知らずな代わりに調整があまりにも難しい。

それでも、仲間達があくせくと魔法の練習に励む傍らでオストも努力を続けた。

次々に新しい成果を出す仲間達に対して、彼ができる様になったことは『イグニッション』と『ファイア』を安定して使える様になっただけだった。

二つの魔法でもかなりの苦労を強いたが、実は安定してなくてもよければもう一つできる様になったことがある。

開いた右手に炎を溜め込む。

固める事を意識して破裂しない様丁寧に、それでいて早く。

次第に炎は球体を成し、そこからは真っ直ぐに伸びる様必死に念じる。

途中、歪んだ箇所から炎が溢れでるのを霧散しないよう必死で繋ぎ止めると、ついに炎が剣くらいの棒の形を成した。


「『フラーマ・フォーゼ』はぁぁぁあ!!」


成功の喜びを抱く余裕も無く精一杯に振るった一撃は、ニンブスの槍とかちあうのだった。


最後まで読んでいただきありがとうございます。

面白いとおもったらブクマと評価のほどをよろしくお願いします。

モチベーションの維持になりますので何卒。

同時に連載中の『実は元蛮族の皇子さま』の方もよろしければ読んで頂ければ幸いです。

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