Episode3 聖女様と異世界の街
<前回のあらすじ>
聖女様に外に出てはいけないと言ったら、おねだりをし始めた。ぐっっっっっ、上目遣いはずるいっっっっ!
戦いの末..............負けた。
念のため許可した時だけと言ったが、この様子じゃ許可の時もおねだりをされて終わりだろう。
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おはようございます。ノエル・セナです。
現在時刻4:30となっております。いつもなら筋トレをするところなのですが、
聖女様がとてもくっついてきていて、ベッドから離れることができません。
性格と見た目に反して力強っっっっっっっ!
私も結構鍛えてるはずなのに全然抵抗できないんだけど....
え〜ということでですね。私は決めました。叩き起こします!!!!
流石に命の筋トレをサボることはできないっ...!
「おはようございます聖女様〜〜!」
「んんっ...あと5時間...」
5時間...絶妙なラインだ...5時間後は9:30なので本来はベストだ。
けど、私の筋トレのためにも起こさないと!
「聖女様〜〜!起きてくださ〜い!」
「......」
起きない。
「お・き・て・く・だ・さ・い!!!!!!!!!」
「.....んぅっ?......!?!?!?!?.....おはよう!!!!!!!!!!」
「おはようございます、天羽さん。」
ようやく起きたかと思ったら、急にクソデカボイスでおはようって言ってきた。
聖女コワイ....
「てか前も言ったけど、ましろって呼んでよぉ!」
「えぇ....」
「おねがい!!!」
「わかりました。ましろ...........さん。」
これ以上渋っても結局押し負けるので諦めて呼ぶことにした。
「さん付けもなし!!!呼び捨てにして!!!あと敬語もなし!」
なんかめんどくさい運動部の顧問みたいな喋り方をしてきた。やっぱり聖女コワイ...
「はい。わかりまs......」
危ない危ない。敬語を使うところだった。聖女様がちょっとムスッとしてる。
「わかった。ましろよろしく。」
「うん!よろしくセナ!」
会話は一段落ついたので、そろそろ筋トレをしないと。
よし、とりあえず今日は聖女様がいるし軽めにやろ。
とりあえず、腕立て伏せ50回とスクワット50回やろう。
よし始めるぞ!!!と思ってたら。
「えっ、!?今って4:30!?こんな時間に何しようとしてるの?」
と聞かれたで、
「筋トレ。」
というと、
「筋トレ!?!?!??!?!?!?!??!?!?」
と言う反応をされた。え、なんで、、、普通のことじゃん、、、
衣食住筋でしょ、、?
まぁいっか。やろ。
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筋トレが終わった。と言うことで二度寝をしたいと思う。
聖女様は途中まで興味深そうに観察していたが、途中で寝落ちしていた。
私も寝よう。おやすみ世界。
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起きた。今日はメイドに、起こさなくていいよと言っておいたので、
きちんと自分で起きなくてはならない。
起きたらもう9:40分だった。聖女様はもう起きていた。
寝起きから
「おはようセナ!!!!!」
と言ってくるので、一気に目が覚めた。
その後、朝ごはんを食べ、部屋に戻ってき、ついでにもらっておいたご飯を聖女様にあげた。
なんかとても豪華なご飯だ。ちょっとくださいと言っただけなのにめちゃくちゃたくさん盛ってある。
聖女様がご飯を食べているのをボーっと眺めていたら聖女様が、窓の外を見ていた。
そしてしばらく窓の外を見て、私に言った。
「私、そろそろ外行きたいなぁ〜、、」と。
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数時間後...
私と聖女様は、街に来ていた。
もちろん聖女様に押し負けた。
聖女様にには帽子を深く被ってもらい、髪をお団子にしといた。さらにメガネもかけさせておいた。
この世界には魔法もあるが、私は初級魔法しか使えないので、目の色や髪の色を変えたりする魔法は使えない。
一応貴族の娘で、魔法の授業より淑女教育をさせられる。あと私、魔法じゃなくて剣術派なので。
※ちなみに剣はこっそり深夜に部屋を抜け出して庭で自主練している
「なにこれ!まどうぐ、、、?なんかすごそう!わ!!光った!?!?」
聖女様はどうやら日本から来たようなので、売り物一つ一つに驚いている。
放置しているとすぐやらかしそうなので見ていてとても怖い。
そんな私の気持ちに反して聖女様はにこにこだ。コワイ......
街に来たのに、流石に何も買わないわけではないので、聖女様に似合いそうな青色の宝石が
はめ込まれているネックレスをプレゼントした。
聖女様はとても喜んでくれた。
その後はカフェに行ったり、服を買ったり、剣を買ったり!!!して過ごした。
意外と楽しかった...
そして帰ろうとして、入っていた店を出て、一瞬ましろから目を離した。
そしたら、聖女様が魔導書のお店の前にいた。それだけだったらまだいい。
だけど、その後ろに奴がいた。
流石に近すぎる。危ない。そう思って、聖女様の方へ急いで走って向かおうとした。
その刹那、とても強い風が吹き、聖女様のかぶっていた帽子が飛んでいった。
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私は最初に平凡な日々終わった....と思った。
しかし、ん?でも待って、聖女様と知り合いだとバレなければいいのか!!
よし!走ってこの場から逃げよう!
という天才的な案を思いついたので
さよなら!聖女様!!!あなたのことは忘れないよ!!!
と心の中で思いながら、走って逃げた。
そして、走り始めて少しした後、奴の
「その姿、聖女か!?!?!?!??!?!?!?」
というとても五月蝿い声が聞こえた。




