前へ目次 次へ PR 85/100 第85話 そんな二人のやり取りに眦をきつくするメンクロス。何だか面白くないような表情を隠そうともせずラルを睥睨している。この王子様だって人間なのだ。王族の一因だからと言って人間の枠からはみ出るわけでも無い。怒るし、ジェラシーだってわく。それのどこがいけないんだ。嘆息した王子は大型ディスプレイに映る上空の景色、その先の着陸スポットをチェックする。無事に行くだろうか。 「ケイティ、どうなると思います?」 「メンクロス様、なにがあっても生きのびましょう」